10月2日公開の映画『小さなバイキング ビッケ』より、予告編と場面写真が公開された。

　原作は、スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンによる児童文学『小さなバイキング』シリーズ。半世紀に渡り世界70カ国以上で愛され続け、日本ではドイツとの共同製作のテレビアニメが1972年から1974年にかけて放送され、尾田栄一郎『ONE PIECE』（集英社）のモチーフにもなったアニメ『小さなバイキング ビッケ』がCGアニメーションとして映画化される。

　何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語で、原作にはない全く新しいオリジナルストーリーとなる本作。ビッケが愛する母イルバを救うために、海賊の父ハルバルと仲間とともに、大冒険を繰り広げる模様が描かれる。監督・脚本を務めたのは、2013年にヨーロッパでリメイクされ人気を博したテレビシリーズ『Vic The Viking（原題）』に参加したエリック・カズ。『SING／シング』『ペット』『怪盗グルーのミニオン大脱走』のティモ・ベルクが作画監督に名を連ねた。主人公・ビッケの日本語吹き替えを、伊藤沙莉が担当する。

　公開された予告編は、魔法の剣によってビッケの母が黄金の像になってしまうシーンから始まる。そして、小さくて弱虫なビッケが、母を助けるため、そして、夢であるバイキングになるために大海原へ旅立ち、巨大な波を乗り越える姿が描かれている。

　場面写真では、ビッケの冒険の数々の様子、ビッケの仲間たちの姿が切り取られている。

■公開情報
『小さなバイキング ビッケ』
10月2日（金）よりイオンシネマほかにて全国公開
監督：エリック・カズ
アニメーター：ティモ・ベルク
出演：伊藤沙莉（ビッケ）、三宅健太（ハルバル）、前野智昭（ レイフ）、和多田美咲（イルビ）、田坂浩樹（スベン）、前田雄（ウローブ）、鷲見昂大（ファクセ）、白井悠介（ゴルム） 、神尾晋一郎（ウルメ）、長瀬ユウ（スノーレ）、坂田将吾（チューレ）、矢尾幸子（イルバ）、野津山幸宏（ソー）
配給：イオンエンターテイメント、AMGエンタテインメント
2019／ドイツ、フランス、ベルギー／77分／英題：Vic the Viking and the Magic Sword
(c)2019 Studio 100 Animation – Studio 100 Media GmbH – Belvision
公式サイト：vic-movie.com