血を流しながら鍵盤を叩き続ける壮絶な演奏シーンも 『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』予告編
9⽉11⽇より公開される映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』の予告編が公開された。
本作は、“20世紀最高のバッハの演奏家”と称されるジョアン・カルロス・マルティンスを主人公に、彼を襲った不幸とその苦難を幾度も乗り越えていくさまを描いた人間ドラマ。当初クリント・イーストウッドが映像化を切望したマルティンスの物語であったが、プロデューサーのブルーノ・レザビシャスの直談判による熱い想いがマルティンス本人の心を動かし、本作の映像化権を掴み取った。
公開された予告編では、”20世紀最も偉⼤なバッハの奏者”と評された主⼈公のジョアンがピアノと出会い、度重なる苦難に襲われながらも⾳楽を愛し、ステージに⽴ち続ける様⼦が切り取られている。ピアノと出会い「天才」と呼ばれた幼少期から、⽶⾳楽界の最⾼峰カーネギーホールで鮮烈なデビューを飾った20歳、⾳楽さえあれば恐れるものはなかった絶頂期の若きジョアンの姿から⼀変、突然の悲劇が彼を襲い、不慮の事故で右⼿の3本の指に⿇痺が起こったことがきっかけでジョアンは破滅へと向かい始める。やがて左⼿にも障害が出始め、命の危機にもさらされる様⼦が映される。予告編、そして映画全編で奏でられるバッハの曲は、全てジョアン本⼈の⾳源が使⽤されている。
■公開情報
『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』
9月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
監督・脚本:マウロ・リマ
出演:アレクサンドロ・ネロ、ダヴィ・カンポロンゴ、アリーン・モラエス、フェルナンダ・ノーブル
配給:イオンエンターテイメント
原題:Joao, o Maestro/2017年/ブラジル/ポルトガル語/117分/字幕:原田りえ
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