クォン・サンウが強敵たちとの“賭け囲碁”対局に挑む 韓国アクション『鬼手』予告編公開

 8月7日より公開される映画『鬼手』の予告編が公開された。

 本作は、囲碁という頭脳的競技の“静”と格闘アクションの“動”を融合させたチョン・ウソン主演作『神の一手』のスタッフが再結集したヴァイオレンス・ノワール。“復讐”という血生臭いテーマと、怒濤の囲碁アクションを合体させ、仁義なき戦いを描く。

 逃れられない宿命を背負った孤高の天才棋士・グィスをクォン・サンウが演じる。クォン・サンウは、本作の撮影に向けて激しいトレーニングを実施、さらにプロ棋士の指導のもとで囲碁を体得した。クォン・サンウ自身は役作りについて「主人公グィスのように、私自身も修練を与えられた気分だった」と振り返っている。グィスは、霊能力を操る占い師との猟奇的対局、猛スピードで列車が迫ってくる線路上での死闘など、道場破りのごとく強敵たちとの熾烈な囲碁バトルを繰り広げていく。

 さらに、『アジョシ』のキム・ヒウォン、『ゴールデンスランバー』のキム・ソンギュン、『犯罪都市』のホ・ソンテ、現在Netflixでも配信中のドラマ『ザ・キング:永遠の君主』のウ・ドファンらが脇を固める。

映画『鬼手』予告編

 公開された予告編では、幼くして姉を死に追いやられ、復讐に人生を捧げた主人公グィスが、血のにじむような修行によって精神と肉体を極限まで鍛え上げ、強敵たちとの鮮烈な“賭け囲碁”対局に挑むさまが描かれる。「負けたら自分で手を切る」という残忍な占い師との闘いや、100人組手対局、さらに猛スピードの列車が迫る線路上での命がけの対局など想像を絶する囲碁シーンが次から次へと展開され、またウ・ドファン演じる秘められた過去を持ち、グィスへの復讐に燃える男との激しいアクションが切り取られている。

 本作で長編デビューを果たしたリ・ゴン監督は、「キャラクターごとにあう、囲碁のスタイルや対局の場所を考えるのに相当悩んだ」と明かしている。また、7月1日より、好評発売中の第1弾に続き、第2弾の特典付き鑑賞券が発売開始。第2弾の特典として、本作のキャラクターが勢ぞろいしたデザインの“特製〈復讐〉クリアファイル”が付属する。

『鬼手』特製〈復讐〉クリアファイル

■公開情報
『鬼手』
8月7日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
出演:クォン・サンウ、キム・ヒウォン、キム・ソンギュン、ホ・ソンテ、ウ・ドファン
監督:リ・ゴン
配給:ツイン
2019年/韓国/106分/シネスコ/5.1chデジタル/日本語字幕:石井絹香
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