吉沢亮×杉咲花『青くて痛くて脆い』特報映像公開 松本穂香、森七菜、柄本佑ら追加キャストも
吉沢亮と杉咲花がW主演を務める映画『青くて痛くて脆い』の追加キャストが発表され、特報映像とポスタービジュアルが公開された。
本作は、住野よるの同名小説を映画化する青春サスペンス。「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年が、嘘と悪意にまみれながら復讐していくさまを描く。
人付き合いが苦手な大学生・田端楓と、空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃。まるで正反対なひとりぼっち同士の2人は、「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル「モアイ」を作るが、秋好は“この世界”から、いなくなってしまった。秋好の存在亡きあと、モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がってしまう。取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべてのんだ感情が暴走していく。あいつらをぶっ潰す。モアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも。楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み「モアイ奪還計画」を企む。青春最後の革命が、いま始まる。
他人と距離を置き、その人の人生に立ち入ろうとしない主人公・田端楓を吉沢が演じ、理想を目指すあまり空気の読めない発言を連発するヒロイン・秋好寿乃役を杉咲が務める。ドラマ『奇跡の人』(NHK BSプレミアム)、『知らなくていいコト』(日本テレビ)の狩山俊輔がメガホンを取る。
今回W主演の2人を取り巻く追加キャストが発表に。楓のバイト仲間で、楓と秋好が創ったサークル“モアイ”をぶっ潰す手助けをする前川董介役を岡山天音、董介のゼミの後輩で“モアイ”の幽霊部員・本田朝美を松本穂香が演じる。また、“モアイ”の幹部で積極的に社会人や企業への媚売りを進める天野巧を清水尋也、楓と秋好が“モアイ”の活動をしていたときに知り合った不登校の少女・西山瑞希を森七菜、楓のバイトの後輩で、“モアイ”に加入する川原理沙を茅島みずき、西山瑞希の学校の担任・大橋を光石研、“モアイ”を外部者として支援し、その発展に寄与した脇坂を柄本佑がそれぞれ演じる。
公開されたポスタービジュアルには、吉沢演じる楓の横顔に、杉咲演じる寿乃とのツーショットの風景が被さっており、「彼女は死んだーー僕は忘れない」とコピーが添えられている。
あわせて公開された30秒の特報映像は、吉沢演じる楓が、「大切な仲間」と「居場所」を奪われたことで、嘘と悪意にまみれながら復讐に身を投じていく姿が。そして、杉咲演じる寿乃の、純粋で明るい姿が切り取られている。
また、本作の主題歌を、4人組ロックバンドBLUE ENCOUNTが担当することが決定した。タイトルは「ユメミグサ」。原作小説のテーマソングとして彼らの「もっと光を」が使用されていたが、原作者・住野たっての希望で、映画でも主題歌を担当することに決まった。
田邊駿一(BLUE ENCOUNT)コメント
「『くてくて』が映画化される日がきたらすぐにブルエンさんに主題歌のオファーします!」
2年前の僕らのライブ終了後、
楽屋にご挨拶に来て頂いた住野先生がこう言ってくれました。
『くてくて』とは『青くて痛くて脆い』のこと。
僕を含め、この作品のファンの間ではこう呼ばれています。
先生はこれまで様々な形の「青」を描いてこられたと思っています。
しかし今回の「青」には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。
青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと。
そんな『くてくて』の虜になった僕は、
2年越しに住野先生との約束を叶えられたことが心底嬉しかったです。
僕らの新曲、「ユメミグサ」。
この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。
僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。
住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。
■公開情報
『青くて痛くて脆い』
8月28日(金)全国東宝系公開
出演:吉沢亮、杉咲花、岡山天音、松本穂香、清水尋也、森七菜、茅島みずき、光石研、柄本佑
監督:狩山俊輔
脚本:杉原憲明
原作:住野よる『青くて痛くて脆い』(KADOKAWA)
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
製作幹事:日本テレビ放送網
(c)2020「青くて痛くて脆い」製作委員会
公式サイト:http://aokuteitakutemoroi-movie.jp/