108人VS2000人のロングタンの戦いを映画化 『デンジャー・クロース 極限着弾』4月17日公開へ

 オーストラリア映画『デンジャー・クロース 極限着弾』が4月17日に公開されることが決定し、予告編と場面写真が公開された。

 本作は、『マッドマックス』シリーズのアクション大国・オーストラリアが手がけたベトナム戦争映画。オーストラリア軍108人が南ベトナムの農園地帯“ロングタン”で、南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)2,000人に対峙した「ロングタンの戦い」。戦闘時間4時間に対して、1日の損失はオーストラリア軍が戦ったベトナム戦史上最大という過酷な戦いだったにも関わらず、その功績は称えられることもなく、50年ものあいだ封印されてきた伝説の戦闘を描く。

映画『デンジャー・クロース 極限着弾』予告編

 ハリー・スミス少佐(トラヴィス・フィメル)率いるD中隊は、オーストラリア軍司令部基地への迫撃の発射地点を突き止めるため偵察に向かう。第10、11、12の3小隊に分かれて前線を進む中、ロングタンで第11小隊がついに会敵。見晴らしが悪く、遮蔽物の少ない森林地帯を進む小隊に容赦ない機関銃掃射が浴びせられる。「敵が3方から接近! 兵力は予想よりはるかに強大!」という通信兵からの必死の呼びかけに動揺する司令部基地。隊員たちは、自らの命を顧みず、砲撃を受けても全くひるまずに向かってくるベトコン兵たちに驚愕の表情を浮かべる。さらに、四方八方から銃撃を受ける絶体絶命の状況に追い込まれる。

 次々と現れる敵兵からの激しい銃撃、全く逃げ場のない極限下で、遂に味方の命を失いかねない危険なミッション「デンジャー・クロース」を申請。目の前に着弾する砲撃が激しい爆発を起こす。D中隊を率いるスミス少佐は、「仲間がピンチだ。助けに行くぞ」と、敵に囲まれた危険地帯で孤立する11小隊の救助を決断。本部でも、応援の大隊を出撃させるか否かの決断が迫られていた。仲間を救うために、戦闘機がナパーム弾を投下、UH-1ヘリによる援護射撃、ジャングルでの激しい銃撃戦へと、緊迫のリアルな映像が連射されていく。

■公開情報
『デンジャー・クロース 極限着弾』
4月17日(金)より、新宿バルト9にて全国ロードショー
監督:クリフ・ステンダーズ
脚本:スチュワート・ビーティ
出演:トラヴィス・フィメル、ルーク・ブレイシー、リチャード・ロクスバーグほか
配給:彩プロ
2018年/オーストラリア/英語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/118分/原題:Danger Close The Battle of Longtan/G
(c)2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA
公式サイト:http://dangerclose.ayapro.ne.jp/

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