『嘘八百 京町ロワイヤル』山田裕貴は高校時代も“王子”だった? 中井貴一のイジリにたじたじの一幕も

 さらに今回は広末が友近の恋敵役として登場。友近は広末とのシーンを振り返り、「台本では、私がいなり寿司を口から出して、広末涼子ちゃんの顔にぶちまけるシーンがあったのですが、本当にかけていいのか躊躇してしまって。タイミングもあってあんまり顔にかからなかったら、終わってから広末涼子ちゃんが『友近さんにぶちまけられることを今日楽しみに待ってたのに』とおっしゃっていたので、結構変態なんだなって思いました」とまさかの広末の裏の顔を暴露。広末は笑いながら「すごく楽しみにしてたんです、どんな芝居でくるかなって」と友近との共演に胸を躍らせていたよう。しかし「変態ではない、そういう趣味ではないです」とやんわり否定した。

(左から)佐々木蔵之介、中井貴一、広末涼子

 また、陶芸王子という役を演じた山田について話題が移ると「陶芸王子ってことで、自分でもどれだけ王子になれるか心配でした。本読みの時、広末さんに『山田くん王子できるの?』と言われたことがすごい引っかかっていて(笑)。前に共演させてもらった役がとてつもなく変なキャラクターだったので……大丈夫でした?」と広末に尋ねる。

山田裕貴

 広末は「本人じゃないですよ、前の役が結構へっぽこな役だったので、そこから王子なんだ! って。王子でしたよ!」と山田の王子ぶりに高評価。山田は「高校時代のあだ名はプリンスだったんです。恥ずかしながら。でも裏ではいじられてたんです、プリンとか呼ばれて」と王子にまつわる過去の思い出を披露し、王子役に本気で挑んでいたという姿勢をみせた。しかしその後、MCから「2020年のオリンピックとかけて挑戦したいこと」を聞かれた中井が「プリンスって呼ばれるように頑張りたいと思います」と山田をいじり、会場は爆笑。「僕はいじられてただけなので! 本当に。恐縮です」と山田はタジタジであった。

(左から)佐々木蔵之介、中井貴一

 最後の挨拶では、中井が「1作目を見なかった人でも、2作目を楽しくご覧いただけると思います。上手くいったらまた続編があるかもしれません。これは全てお客様にかかっています。実は僕まだ映画を観ていません。みなさんの方が先にご覧になります。それってどういう責任を負うか分かっていただけますよね(笑)。今日観て頂いたということは、なるべくいいことを伝えてくれということなんです。もし、『ちょっとこれ、イマイチだったな』と思うことがあったら今日観たことを忘れてください。記憶にございません! と言ってくれればいいです。もし面白いと思ってくださった方がいれば、色んな方に面白いよって伝えてくだされば、またどこかでお会いできる機会ができるかもしれません。全ては皆様にかかっています」と過去の主演作品『記憶にございません!』とかけて締めた。

■公開情報
『嘘八百 京町ロワイヤル』
2020年1月31日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川葵、山田裕貴、坂田利夫、前野朋哉、木下ほうか、塚地武雅、竜雷太、加藤雅也
監督:武正晴
脚本:今井雅子、足立紳
音楽:富貴晴美
配給:ギャガ
制作プロダクション:アークエンタテインメント
(c)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/uso800-2/

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