『耳をすませば』実写映画化決定 清野菜名と松坂桃李が雫と聖司の“10年後”に
1995年にスタジオジブリによってアニメ映画化燃され大ヒットを記録した『耳をすませば』が実写映画化され、9月18日に全国ロードショーされることが決定した。
原作は、1989年に柊あおいが少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛漫画。読書が大好きな中学生・雫が、夢に向かって生きる聖司に想いを寄せていくを描いた。本作では、雫と聖司の物語に10年後のオリジナルストーリーも加え、新しい『耳をすませば』が描かれる。
大人になった“今”の雫を演じるのは、現在放送中の『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)でも主演を務める清野菜名。そして、その雫が想いを寄せる大人になった“今”の聖司を、『不能犯』『娼年』『居眠り磐音』『新聞記者』と主演映画が続いた松坂桃李が演じる。監督は、『ROOKIES 卒業』『ツナグ』『記憶屋 あなたを忘れない』などの平川雄一朗が務める。
学生時代の雫や聖司、その他キャストは後日発表予定となる。なお本作の配給は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと松竹が初めて共同で行う。
コメント
清野菜名(10年後の月島雫役)
この度、映画『耳をすませば』で、月島雫を演じることになりました。
誰もが大好きな名作『耳をすませば』の世界に雫として存在出来ること、
とても嬉しく光栄に思っております。
あれから10年。
雫はどのようにして大人になっていったのか、彼女の思いに寄り添いながら、
雫の持っているピュアな心を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています。
松坂桃李(10年後の天沢聖司役)
『耳をすませば』はアニメーション映画で何度も見た作品です。
学生生活の日常にある歯痒さや微妙な距離感で感じる甘酸っぱさ。
あの頃にしか感じられないものが詰まっていて素敵だなと思っていました。
あの物語の“その後”を想像した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕もそうでした。
月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います。
平川監督とは初主演の作品『ツナグ』でガチガチに緊張していた僕に
ムチを打ちながら支えてくださった方。
監督のお陰で走りきることができました。
その平川監督ともう一度組む事ができる喜びと緊張感を噛み締めながら、
撮影に臨みたいと思います。
監督:平川雄一朗
『耳をすませば』という沢山の人達が知っている原作の10年後を描くという実写映画化に
大変な緊張感とプレッシャーを抱えていますが、
主演の2人を始めとするスタッフキャストの力を集結させ、
原作の空気感をそのままに心温まる映画となるよう邁進したいと思います!
プロデューサー:西麻美
私も大好きな作品『耳をすませば』を実写映画化しようと考えた時、とても悩みました。
ですが、実写映画の形を探る中で、原作にある中学生時代に加えて10年後の大人になった雫と聖司を描いたらどうだろうと思いつきました。
そして、雫役に清野菜名さん、聖司役に松坂桃李さんというお2人が決まったことで、これは素敵な作品にできると確信しました。
中学生時代と大人時代を描く実写版『耳をすませば』、楽しみに待っていただけたらと思います。
■公開情報
『耳をすませば』
9月18日(金)全国ロードショー
原作:柊あおい『耳をすませば』(集英社文庫<コミック版>刊)
主演:清野菜名、松坂桃李
監督:平川雄一朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
(c)柊あおい/集英社 (c)2020『耳をすませば』製作委員会