劇団EXILE、9人の異なる個性はどのように交わる? 初の全メンバー出演舞台にかける意気込み
SWAY「ダンスを出していきたいです」
――中身については、アクションやダンスもあるかもということですが。
町田:パフォーマンスはかなり多くやる予定です。
秋山:エンタテインメントというのは第一にあります。とにかく楽しんでもらいたいというのが前提で。
SWAY:僕の希望では、最初はない方向で戦って、ギリギリのところでダンスを出していきたいです。
青柳:俺は『アナ雪』みたいな感じでいこうかなと。
町田:けっこう浅田真央ちゃんとか『アナ雪』とか、そっちなんですね。
青柳:そうそう。もちろん、そのままでやる気はないからね!
――でも、大人数で踊る姿なんかも見てみたいですね。
SWAY:じゃあやりましょうかね!
秋山:俺も昔は舞台の上で踊ってたけど、最近は体も動かしてないんで、息がもつのかも不安だけど(笑)。でも、みんなでやるのって、かなり久しぶりだよね。
町田:全員でパフォーマンスしたのって、『HiGH & LOW THE LIVE』で太鼓叩いたときくらいじゃないですか?
SWAY:あのときですら俺いなかったから。
青柳:9人でやるのは初めてかも。
SWAY:全員でやるのは本気の初めてです。映画の『jam』は全員で出てるんだけど、そのときも、僕以外の8人でご飯食べてましたから……。
町田:まだ根に持ってる(笑)。
SWAY:9人揃った映画だったのに。
青柳:忙しかったからでしょ?
SWAY:そのときは忙しかったかもしれないけれど、調整してくれたらご飯くらいいけたと思います。
町田:でも、あれはたまたまだったんです。約束したというより、勝手に集まってきたみたいな。
SWAY:でも事実としてありますからね!
青柳:あのとき、東京以外での撮影だったので、俺がホテルの下のレストランにいたら、みんなも飯食っていて、「あれ? みんないるじゃない」となって。
秋山:俺が鈴木(伸之)か誰かと食事してたら、どんどん集まってきて。
町田:『jam』は、全員一緒のシーンはなくて、打ち合わせとか読み合わせでも一緒のときがなかったので、ほんとに集まることがなかったんです。
秋山「ビビるくらいのイケメンが来た」
――そもそも、みなさんが初めて会ったときはどんな感じだったんですか?
青柳:最初のうちは、公演が一か月あって、稽古入ってというのを延々とやっていたので、最初のメンバーとはほとんど毎日一緒にいました。そこから、町田たちのオーディションがあって。
町田:僕と鈴木がそのときに風組に入って、華組、風組で『ろくでなしBLUES』をやりました。その後、風組は風のように解散になりましたが(笑)。
青柳:理由はね、俺が「響組」に入りたいっつったからだよ!
町田:違いますから!
秋山:そんな話忘れてたよ(笑)。
青柳:それで俺が直談判したことで風組が解散になって……。
町田:青柳さんが言っていることは嘘ですからね(笑)。
秋山:まあ、3つ組を作るかという話はあったんです。でも、町田が入ってくるときのオーディションは俺も覚えてますよ。とんでもないイケメンでしたから。
町田:なんかすみません、こんな感じになっちゃって(笑)。
秋山:あの時は「ビビるくらいのイケメンが来た」って、速攻でHIROさんに言いにいきました。
町田:そう言ってもらえると嬉しいんですけど、そんときのことを思い出すとマジで恥ずかしいです。ぴっちぴちのTシャツにだぼだぼのパンツで、日サロ帰りで、めちゃめちゃ顔も赤くって。
秋山:髪も立っててね。
町田:今の面影もないんです。
秋山:その後、「あたっくNo.1」のときに、小野塚(勇人)、八木(将康)、SWAYが入ってきたんだよね。
SWAY:そのときに、HIROさんから「どう?」って声かけられて今に至るんです。