松本穂香、銭湯の開店前準備に奮闘! 『わたしは光をにぎっている』本編映像公開

 11月15日に全国公開される松本穂香主演映画『わたしは光をにぎっている』より、本編映像が公開された。

 本作は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『四月の永い夢』を手がけた中川龍太郎監督の最新作。両親を早くに亡くした20歳の宮川澪が、長野・野尻湖のほとりから父の親友であった京介を頼って上京し、彼が1人で経営する銭湯の仕事を手伝うようになる。銭湯にたむろする常連客たちと次第に親密になっていき、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をする。

『わたしは光をにぎっている』本編映像

 今回公開された本編映像では、上京して始めたスーパーでのアルバイトは続かず、次の仕事も見つからないまま何となく日々を過ごしていた松本演じる主人公・澪が、祖母からの「目の前のできることから、ひとつずつ」という言葉をきっかけに、居候先の銭湯での開店前の準備をテキパキとこなしていく様子が映し出される。また、開店前の準備を一人でこなし、浴槽に張ったお湯を手ですくうシーンも描かれている。

 なお、お湯を手ですくうシーンの撮影現場で中川監督は松本に対し、「お湯を慈しむように」と独特な演出をしたという。また、本シーンにおいて印象的な光は、浴槽の底に鏡を入れ、上から当てた光を反射させて生み出したという。

■公開情報
『わたしは光をにぎっている』
11月15日(金)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:中川龍太郎
脚本:末木はるみ、中川龍太郎、佐近圭太郎
脚本協力:石井将、角屋拓海
出演:松本穂香、渡辺大知、徳永えり、吉村界人、光石研、樫山文枝
配給:ファントム・フィルム
(c)2019 WIT STUDIO/Tokyo New Cinema
公式サイト:phantom-film.com/watashi_hikari/

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