『サイン』飯豊まりえが明かす、初の医師役への思い 「並外れた精神力がないとできない」

「正義感がちょっと強めなところがある」

ーー大森さんとのバディ感は撮影の裏側でも共有できているんですね。

飯豊:はい。大森さんと『サイン』の公式SNSを盛り上げようとしていて、毎日SNS用の即興コントをやったり、インスタ映えするところを見つけて撮ろうと言ってくださったり。お芝居以外にも現場を盛り上げようといろんなことをしてくださっています。

ーー大森さんはチャーミングな方なんですね。

飯豊:とてもチャーミングで優しい方で、柚木さんとはギャップがありますね。柔らかくなっています(笑)。

ーー他の共演者の方はいかがですか?

飯豊:松雪(泰子/和泉千聖役)さんは優しくて、いつも微笑みかけてくれます(笑)。この前は松雪さんが子ども時代の恥ずかしかった話とか、遊んでいたおもちゃとかそういう話で盛り上がりました。あとお子さんが19歳で私とあまり歳が変わらないらしいんです。だから子ども目線で私のことを見てくださっています。私の両親と仲村(トオル/伊達明義役)さんも松雪さんも大森さんも同世代なので安心感があって、頼り甲斐があります。

ーー撮影現場の雰囲気はすごく楽しそうです。

飯豊:最近ではNGも増えてきちゃって(笑)。1話2話の撮影のときは最初なので緊張感の中でやっていたのですが、最近は撮影現場が和やかなので本番中にどうしても笑っちゃったりしてしまうんです(笑)。

ーー柚木さんの強いセリフに食らいついていくのは、飯豊さんご自身としてはすんなりと演じれたのでしょうか?

飯豊:はい。テレビのイメージだと、喋らなそうとか白のワンピースを着てそうとか言われたりするんですけど(笑)、実際はそうでもなくて周りからはサバサバしてるねとかさっぱりしていると言われます。なので言いたいことが言えないとかもないです。

ーーでは今回の役柄はわりとご自身に近いと。

飯豊:そうですね。例えば、現場がちょっとばたついてたら、思わず自分も「大丈夫ですか?」と自然と体が動いちゃうんです。正義感がちょっと強めなところがあるかもしれません(笑)。

ーー最後に本作の見どころを教えてください。

飯豊:第1話は、柚木さんと伊達さんがぶつかったり、柚木さんと景ちゃんがぶつかったりと、いろんな人がぶつかるので、その正義と悪がぶつかりあう瞬間に注目してほしいです。回を重ねるごとに話は重くなっていきますが、原作の韓国ドラマが本当に面白いんです。演じる人が日本人になって日本のドラマバージョンだとまた違った雰囲気の面白さがあるので、そこも楽しんでいただきたいです。今クールは他の韓国原作のドラマもありますけど、私たちの『サイン』は他の2作と違う良さがあると思うので(笑)、ぜひ見ていただきたいなと思います。

(取材・文・撮影=安田周平)

■放送情報
木曜ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』
テレビ朝日系列にて、7月11月(木)スタート
毎週木曜21:00~21:54放送
原作:『サイン』(c)SBS/脚本:キム・ウニ、チャン・ハンジュン
脚本:羽原大介、香坂隆史
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田爽(テレビ朝日)、下山潤(トータルメディアコミュニケーション)
演出:七高剛、山本大輔(アズバーズ)
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/sign/

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<応募締切>
7月17日(水)

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