『アス』場面写真公開 ジョーダン・ピール監督「“最大の敵は自分”という着想に惹かれた」
9月6日の映画『アス』より、新場面写真が公開された。
本作は、『ゲット・アウト』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピールが監督・脚本・製作を手がけた最新作。『セッション』『ゲット・アウト』『ブラック・クランズマン』のジェイソン・ブラムが製作を務め、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴが主演を務めた。
全米初登場でNo.1ヒットを記録し、『クワイエット・プレイス』を超えてオリジナル・ホラー作品のオープニング、『テッド』を超えてオリジナルR指定作品のオープニングでそれぞれ歴代1位を更新した。
公開された場面写真では、ニョンゴが演じる主人公のアデレードが自分たちとそっくりな“わたしたち”と対峙する姿や、アデレードの家族が脅える姿など、最大の恐怖を予感させる刺激的な場面が切り取られている。また、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でゴールデングローブ賞&エミー賞を受賞したエリザベス・モスが演じる友人のキティ・タイラーが微笑む姿や、『フレンズ』でテレビ・デビューしたカリ・シェルドン&ノエル・シェルドンが演じる双子姉妹のベッカ・タイラー&リンジー・タイラーが立ち並ぶ姿などが写し出されている。
ピール監督は、「本作のアイデアはドッペルゲンガーに対する根深い恐怖心から生まれた。私はドッペルゲンガーの神話やドッペルゲンガーを題材とした映画が大好きなんだ。だから、私なりの解釈による“邪悪な分身”に関する映画を作りたかった。“最大の敵は自分”という着想に惹かれたよ。誰もが本質的に知りながら隠そうとする真実だからね。私達は常に物事を部外者や他人の責任にしたがる。だが、この映画ではモンスターは自分と同じ顔をしているんだ。ドッペルゲンガーは常に恐怖の源だ。人間が感じている死の必然性と繋がるからだと思う。自分とドッペルゲンガーの両方が存在する事は出来ないから、どちらか一方が消えなくてはならない。あらゆる神話を通して、ドッペルゲンガーは悪兆や自身の死の暗示として描かれている。この根本的な恐怖心を指摘し、そこから物語を発展させたかった」と、ストーリーの背景について語っている。
■公開情報
『アス』
9月6日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・製作:ジョーダン・ピール
製作:ジェイソン・ブラム
出演:ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、エリザベス・モス、ティム・ハイデッカー、シャハディ・ライト・ジョセフ、エヴァン・アレックス、カリ・シェルドン、ノエル・シェルドン
ユニバーサル映画
配給:東宝東和
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