乃木坂46 堀未央奈、内緒で側転の練習? 主演作『ホットギミック』は「共感しながら観て欲しい」

 映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の完成披露イベント(第1部)、完成披露舞台挨拶(第2部)が、本日6月12日に新宿バルト9で開かれた。映画初出演、初主演を飾る乃木坂46の堀未央奈を始め、清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗、山戸結希監督、第2部からは桜田ひより、上村海成、吉岡里帆が登壇した。

 『溺れるナイフ』『21世紀の女の子』の山戸結希監督による本作は、累計販売部数450万部を超える相原実貴の恋愛漫画『ホットギミック』が原作の青春映画。どこにでもいる平凡な女子高生・成田初(堀未央奈)が、優しい兄・凌(間宮祥太朗)、同じマンションに住む橘亮輝(清水尋也)、数年前に突然引っ越していった幼なじみ・小田切梓(板垣瑞生)の3人の男性の間で揺れ動く模様を描く。

堀未央奈

 完成披露イベントでは、映画初出演、初主演の堀が巨大な卵から登場するサプライズが。堀は「卵の中にいるときは乃木坂46のライブをしている時以上に緊張して、『どうしよう!』と思ってたんですけど、みなさんが殻を破いてくださったので楽しく出てくることができました」とコメント。殻を破った一人の清水は「とても緊張しました。貴重な体験でしたね」と述べながら、「堀未央奈という貴重な女優さんの最初の作品に携われて光栄です」と堀の演技を賞賛。板垣も「現場での堀さんはすごい人だったので、これから一緒に、またどこかの作品で共演できる日が楽しみなので。この作品を観て、堀さんは本当に素晴らしいなと改めて思いました」と堀を褒め称えていた。

(左から)山戸結希監督、間宮祥太朗、堀未央奈

 この作品に込めた思いを聞かれた山戸監督が感極まり涙する一幕も。優しく背中をさする間宮に山戸監督が「間宮さんのファンに殺されるので……」と遠慮すると、「殺すような人はいないので(笑)」と間宮が返し、会場は笑いに包まれていた。改めて、山戸監督は「ティーンムービーだからといった妥協は一切なく、日本の女の子には新しい青春映画、恋愛映画が求められていると思っています。私たち新しい世代が青春映画を誕生させられることをすごく嬉しく思います」とコメント。山戸監督の言葉を受け、堀も「今までの少女漫画の実写映画とは違った、いろんな方に、いろんな形で残る、メッセージ性の強い映画となっています。特に、女の子に観て欲しいという気持ちが強いので、初ちゃんという主人公の成長を共感しながら観て欲しいと思います」とメッセージを送った。

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