桜井ユキが“女ヲタ”、白石聖が“地下アイドル”に NHKよるドラ『だから私は推しました』製作決定

 NHK7月期のよるドラ『だから私は推しました』に、桜井ユキ、白石聖らが出演することが発表された。

(左から)桜井ユキ、白石聖

 今年1月期に放送された『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』、現在放送中の『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』に続く、NHKよるドラ枠第3弾。生きづらさを抱えた主人公・愛が、冴えない地下アイドル・ハナの“沼”にハマり、人生を大きく変えていく。

 主人公・愛を演じるのは、現在放送中のドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系)にも出演中の桜井。地下アイドル・ハナを、『PRINCE OF LEGEND』の白石が演じる。そのほか、細田善彦、松田るか、笠原秀幸、田中珠里、松川星、天木じゅん、澤部佑、村杉蝉之介らがキャストに名を連ねた。

 大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK総合)、『義母と娘のブルース』(TBS系)などを手がけた森下佳子が脚本を務める。情報発表にともない、森下より下記のコメントが寄せられた。

森下佳子(脚本家)コメント

「若い人の若い人たちによる若い人たちのためのドラマを!」そんなとこを目標に頑張りたいというこの『よるドラ』枠。正直、「そんなところにこんなおばはんが……」となかなか戸惑ったこのお誘い。しかしながら、「地下アイドル」と「女オタ」「自己承認欲求」とい うモチーフはいかにも今っぽく、その奥に横たわる「青春」というテーマはすこぶる普遍的。つまり、とても魅力的。聞けばプロデューサーはNHKで一番若い人だというし……。「ここは足して2で割って若手に入っちゃえ!」と開き直り、厚かましくも関わらせていた だくことになりました。今作のヒロインは人からの「いいね!」ばかりを気にして生きてきた少々頭が窮屈な女の子。そんな彼女が伸び代だけの地下アイドルと出会い、生まれて初めて人を「推す」。たったそれだけのことで、スカスカだった日々はガンガンに密度を増し、窮屈だった頭はどんどん自由になって行く。そして、その日々の行き着く先は……? 笑いと涙、そして愛すべきオタクたちに彩られた2人の青春を見守ってくださると嬉しいです。

■放送情報
よるドラ『だから私は推しました』
NHK総合にて、7月27日(土)スタート 毎週土曜23:30〜23:59放送(全8回)
出演:桜井ユキ、白石聖、細田善彦、松田るか、笠原秀幸、田中珠里、松川星、天木じゅん、澤部佑、村杉蝉之介ほか
作:森下佳子
音楽:蔡忠浩(bonobos)
制作統括:三鬼一希
プロデューサー:高橋優香子
演出:保坂慶太、姜暎樹、渡邊良雄

関連記事