窪田正孝の繊細な演技が光る! 『ラジエーションハウス』第2話で見せた本田翼への思いやり

 杏(本田翼)の過去が明らかになった『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)の第2話。医師免許を持ちながらも放射線技師として働く唯織(窪田正孝)は、膝の痛みで来院した少年・健太郎(石田星空)のレントゲン写真から骨肉腫を発見する。発見の決め手となったレントゲン写真を撮影したのは技師長の小野寺(遠藤憲一)であった。

 そんな小野寺の家庭は別居中で離婚寸前。この日は離婚届を持った息子が病院を訪れ、小野寺に離婚を迫ろうとする。しかし、小野寺はまたも離婚届にサインはせず、結婚生活を続けようとするのであった。

 少年の骨肉腫を見つけた唯織にお礼をしようとした杏だったが、素直になれず唯織の勝手な行動を注意してしまう。そんな時に大森院長(和久井映見)が唯織に杏の兄が亡くなったという過去を明かすのであった。杏は兄を亡くしたショックで過去のことを話したがらないという。唯織はその件を聞いて、何も知らなかった自分を責めるのであった。

 第2話では技師長としてラジエーションハウスを取りまとめる小野寺が自身の息子と重ねて、少年と母親を救おうとする姿が描かれた。シングルマザーで仕事をこなしながらも懸命に息子を育てる母親と、一人息子の健太郎を見た小野寺は、自身の家庭を思い出しどこか放っておけない。普段はドライで、タバコやギャンブルに現を抜かした小野寺だが、今回の件では部長の鏑木(浅野和之)に叱責されながらも予約をねじ込み健太郎の検査をする。

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