『ハーツ・ビート・ラウド』予告編 元バンドマンの父と医大を志す娘の決断を描く

 サンダンス映画祭2018、サウス・バイ・サウスウエスト2018で話題となった映画『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』より、予告編と日本版ビジュアルが公開された。

 本作は、ニューヨーク、ブルックリンの海辺の小さな街レッドフックを舞台に、元バンドマンの父フランクと、LAの医大を目指す娘サムに訪れる、新たな一歩のための人生の決断を描いた物語。

 主演を務めたカーシー・クレモンズは、『さよなら、僕のマンハッタン』などへの出演で知られ、TIME誌が選ぶ2018年のベストパフォーマンス女優4位に選出。メジャー大作『フラッシュポイント(原題:Flashpoint)』の出演も控えている。また、助演のサッシャ・レインもダークホースコミックスの再映画化『ヘルボーイ』への出演が決定。さらに、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『HUFF〜ドクターは中年症候群』のブライス・ダナー、『SING/シング』のニック・オファーマンが出演している。

 元ミュージシャンのフランク(ニック・オファーマン)は、ブルックリンで17年営んでいたレコードショップをこの夏に閉めることにした。シングルファーザーとして娘サム(カーシー・クレモンズ)を育て、成長したサムはLAの医大へ通うことが決まっていた。ある日2人でレコーディングし、Spotifyにアップロードした曲は瞬く間に拡散され、たくさんの人の耳に届くことになる。フランクにとっては急に未来の扉が開かれた気分になるが 、サムには恋人(サッシャ・レイン)や進学など、向き合わなければならない人生の課題は山積みだった。夏は終わりに近づき、フランクもサムも決断を迫られる。2人が新たな人生に一歩踏み出すために。

  公開された日本版ビジュアルでは、クレモンズとオファーマンが笑顔で楽器を弾く姿が切り取られ、「大切なものを手放して前に進もう」というコピーが綴られている。

『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』予告編

 予告編では、フランクとサムが音楽を作る様子や、サムの進学について揉める2人の姿が描かれるとともに、レコードショップを閉めることを決めたフランクが、サムとライブをするシーンも確認できる。

■公開情報
『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』
6月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにてロードショー
監督・脚本:ブレット・ヘイリー
オリジナルソング・音楽:キーガン・デウィット
出演:ニック・オファーマン、カーシー・クレモンズ、トニ・コレット、テッド・ダンソン、サッシャ・レイン、ブライス・ダナー
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
配給:カルチャヴィル
2018年/アメリカ/英語/97分/日本語字幕:神田直美/原題:Hearts Beat Loud
(c)2018Hearts Beat Loud LLC
公式サイト:http://hblmovie.jp/

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