フェリシティ・ジョーンズ、“実在の人物”の役作りの秘密を明かす 『ビリーブ』新場面写真公開

 3月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショーされる『ビリーブ 未来への大逆転』より、フェリシティ・ジョーンズの新場面写真が公開された。

 本作は、1970年代のアメリカで世紀の“男女平等”裁判に挑んだ女性弁護士の実話を元にした物語。女性弁護士ルース・ギンズバーグが、法律の専門家たちに「100%負ける」と断言された世紀の“男女平等”裁判を起こす模様を描き出す。

 今回、ジョーンズが演じる女性弁護士ルース・ギンズバーグの場面写真8点が新たに公開された。主人公ルースのモデルとなったのは、1993年、当時のクリントン大統領に、アメリカ史上2人目となる女性最高裁判事に任命されて以来、85歳の今なお現役で活躍中のルース・ギンズバーグ。アメリカでは、ジョン・F・ケネディらと共に、3つのイニシャル“RBG”の愛称で親しまれ、正義と平等のために闘う存在として敬愛されている女性の1人だ。そんな実在の人物を演じたジョーンズは、実際に本人に会うことから役作りを始めたようで、「ワシントンにあるギンズバーグ判事のお宅で本人にお会いすることができて、本当に幸運だった。そしてそれは、とても感動的な出会いだった。心に留めなければいけない細かいことがあまりにもたくさんあって、私はそれを一つも忘れたくなくて、判事に『ルースさん、何枚か写真を撮ってもいいですか?』って聞いたぐらいよ」と当時を振り返り、「彼女の机や、物がどのように置かれているかを写真に収めたの。彼女は内で炎が燃える真の革命家だとわかった」と明かしている。

 役を演じるにあたり、「形から入るのが好きなの」と説明するジョーンズ。その言葉通り、劇中では、緑の目を覆う灰色のコンタクトレンズを入れ、自身の「イギリス的なひどい歯並び」に被せ物をすることで、ギンズバーグの口の動きを取り入れたのだとか。さらに、ジョーンズは、毎朝毎夜、ギンズバーグの歩き方を真似て、モントリオールの街を散歩していたという。

 ルースの夫マーティを演じたアーミー・ハマーも、「彼女はとても真剣に取り組むんだ。そしてこの役に対して、特にギンズバーグ判事に対して、心からの敬意を表している。フェリシティはそのキャラクターの、毅然としたところと揺るぎないところを表現しながら、同時に優しさも表現している。すごく心が触れられるんだ」と、ジョーンズの真摯な役作りへの姿勢とたゆまぬ努力を称賛している。

■公開情報
『ビリーブ 未来への大逆転』
3月22日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ミミ・レダー
出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、キャシー・ベイツ
主題歌:KESHA「Here Comes The Change」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
配給:ギャガ
2018年/アメリカ/原題:On the Basis of Sex
(c)2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
公式サイト:gaga.ne.jp/believe/

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