ジュディ・デンチも絶賛 『ヴィクトリア女王』インド人俳優アリ・ファザルの特別映像公開

 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のスティーヴン・フリアーズ監督最新作『ヴィクトリア女王 最期の秘密』より特別映像が公開された。

 本作は、『恋におちたシェイクスピア』のジュディ・デンチが主演を務める人間ドラマ。最愛の夫と従僕を亡くし、長年心を閉ざしてきたヴィクトリアと、彼女が心を許した、英領インドからイギリスへとやってきたアブドゥルの関係性を描き出す。

 アブドゥル役に抜擢されたのは、『きっと、うまくいく』『ワイルドスピード SKY MISSION』のアリ・ファザル。2017年の『ヴァラエティ』誌「観るべき10人の俳優」に、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメや『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤらと並び選出されたインド人俳優だ。

『ヴィクトリア女王 最期の秘密』特別映像 アブドゥル役アリ・ファザルの魅力をキャスト、監督らが語る

 今回公開された特別映像では、素直で正直な性格、容姿端麗さで、心を閉ざしていたヴィクトリア女王を魅了していくアブドゥルを演じたファザルについて、本作のキャスト、監督、プロデューサーらが語る様子が映し出されている。

 インド現地で行われたというオーディションで監督の目にとまったファザルは、インドからイギリスへやってきたアブドゥル同様、初めてイギリスへ。ヴィクトリア女王役のデンチは、初めてファザルに会った時の印象を「孤独で疲れた人が突然彼のような素晴らしいハンサムな若者に出会ったら、“なんて素敵。この人ならお話してみたい”と思うに違いないわ」と語っている。

■公開情報
『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
1月25日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
出演:ジュディ・デンチ、アリ・ファザル、エディ・イザード、アディール・アクタル、マイケル・ガンボン
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:リー・ホール
音楽:トーマス・ニューマン
撮影:ダニー・コーエン
プロデューサー:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ビーバン・キドロン、トレイシー・シーウォード
配給:ビターズ・エンド、パルコ
ユニバーサル作品
2017年/イギリス・アメリカ/112分/カラー/シネスコ/原題:Victoria&Abdul
(c)2017 FOCUS FEATURES LLC.
公式サイト:www.victoria-abdul.jp

関連記事