村上淳、映画『銃』出演で村上虹郎と親子共演へ 「正直意識しないかというとそうはいかない」

 11月17日公開の映画『銃』に、村上淳が出演することが明らかになった。

 原作は、中村文則のデビュー作となる同名小説。中村自身が “偏愛している” という本作を、奥山和由プロデューサーによる企画・製作、そして武正晴監督のメガホンで映画化。モノクロームの映像表現により、人間を追及していく純文学性をもった作品として描かれる。

 主演は村上虹郎。銃を手にし、その魅力に捉われ、且つ支配され、徐々に狂気が満ちていく主人公・西川トオルを演じる。ヒロイン・ヨシカワユウコを広瀬アリスが演じ、快活さとは反面、心のなかに何らかの問題を抱えている女子大生を表現。そして、トオルを追いつめる刑事役をリリー・フランキーが務める。そのほか、日南響子、新垣里沙、岡山天音らが脇を固める。

 村上淳と村上虹郎の親子共演は、映画では河瀬直美監督作品『2つ目の窓』以来。本作での村上淳は、村上虹郎演じる主人公と対峙する、ある男の役を務める。

村上淳 コメント

正直“親子共演”ということを意識しないかというとそうはいかない。
しかし今回出演を決めたのもオファーをいただきそれに向き合った結果であり、武組の空気を感じられる機会をいただいたことへのアンサーです。
いち役者といち役者がなにかしらの縁で同じ座組になることは、そんなに珍しいことではないということです。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。傑作『銃』をお楽しみください。

■公開情報
『銃』
11月17日(土)、テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:村上虹郎、広瀬アリス、日南響子、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平(ジャルジャル)、中村有志、日向丈、片山萌美、寺十吾、サヘル・ローズ、山中秀樹、リリー・フランキー、村上淳
企画・製作:奥山和由
監督:武正晴
原作:中村文則『銃』(河出書房新社)
脚本:武正晴、宍戸英紀
制作プロダクション:エクセリング
企画制作:チームオクヤマ
配給:KATSU-do、太秦
製作:KATSU-do
2018年/日本/カラー&モノクロ/DCP/5.1ch/97分/R15+
(c)吉本興業
公式サイト:thegunmovie.official-movie.com
公式Twitter:@GunMovie

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