1980年ウィンブルドン決勝戦を描く 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』8月公開

 『アルマジロ』のヤヌス・メッツが監督を務めた『Borg McEnroe(原題)』が、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』の邦題で8月下旬より全国公開されることが決定した。

 本作は、テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のまるでハリウッドスターのような人気を誇るスタープレイヤーの戦いを映画化したもの。20歳の若さで、テニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たし、その彫刻のように美しいヴィジュアルと冷静沈着なその姿から“氷の男”と呼ばれ、テニスに興味のなかった人々さえも虜にしたビヨン・ボルグと、ウィンブルドンで4連覇を達成し絶対王者として君臨していたボルグの5連覇を阻止するべく現れた、類稀なる才能を持ちながら不利な判定に怒り狂って審判に野犬の如くかみつき、“悪童”とバッシングされたジョン・マッケンローの名勝負を描き出す。

 『ドラゴン・タトゥーの女』の続編『蜘蛛の巣を払う女』に主演として抜擢されたスベリル・グドナソンがボルグ役、『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフがマッケンロー役をそれぞれ務める。そのほか、『男と女、モントーク岬で』のステラン・スカルスガルド、『ある戦争』のツヴァ・ノヴォトニー、ビヨン・ボルグの息子であるレオ・ボルグらが脇を固める。

■公開情報
『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
8月下旬、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ヤヌス・メッツ
出演:シャイア・ラブーフ、スベリル・グドナソン、ステラン・スカルスガルド、ツヴァ・ノヴォトニー、レオ・ボルグ
配給:ギャガ
(c)AB Svensk Filmindustri 2017

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