中山美穂とは30年来の親友 『蝶の眠り』居酒屋の店長役・永瀬正敏の本編映像公開

 5月12日に公開される映画『蝶の眠り』より、永瀬正敏出演シーンの本編映像が公開された。

 中山美穂が5年ぶりに映画主演を務める本作は、若い読者にも根強いファンを持つ50代の売れっ子小説家・松村涼子の物語。作家として成功し、満ち足りた生活を送る涼子だったが、遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、人生の終焉に向き合うことを余儀なくされる。

 涼子をそばで支える韓国人留学生チャネ役を務めるのは、『コーヒープリンス1号店』のキム・ジェウク。『子猫をお願い』で長編映画デビューを果たした韓国の女性監督チョン・ジェウンがメガホンを取った。

『蝶の眠り』本編映像(永瀬正敏出演シーン)

 韓国人留学生のチャネがアルバイトをする居酒屋の店長・大村役を演じているのは永瀬正敏。「日本で映画を撮るならいつかご一緒したいと思っていた」と語るチョン・ジェウン監督念願のキャスティングとなったが、永瀬が本作のオファーを受けた理由の一つとして、“30年以来の付き合いである中山が主演を務めていたから”と明かしている。

 このたび公開となったのは、チャネと大村の仲の良さが伝わる居酒屋でのワンシーン。
女性作家の涼子が店に訪れた際に失くしたという万年筆を一晩中探し続け、店内で寝坊をしてしまったチャネ。そんなことはつゆ知らず、その万年筆を自身のポケットから取り出し落書きを始める大村。「それヒョン(韓国語で“兄さん”の意味)のじゃないですよね?」と呆れるチャネの姿と、万年筆の驚愕の値段に「100万!?」と目を丸くする大村の和気あいあいとした姿が映し出されている。

 本作ではわずか数シーンでの出演となった永瀬だが、唯一共演シーンのあったキム・ジェウクについて「誠実な青年だなという印象。日本語も完璧で、僕がアドリブを入れてもすぐに対応できるので驚きました」とコメントし、キム・ジェウクの語学力を称賛した。

■公開情報
『蝶の眠り』
5月12日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
出演:中山美穂、キム・ジェウク、石橋杏奈、勝村政信、菅田俊、眞島秀和、澁谷麻美、永瀬正敏
監督・脚本・原案:チョン・ジェウン
ストーリー・劇中小説:藤井清美
企画・製作:山上徹二郎、坂本敏明、イ・ウンギョン
プロデューサー:山上徹二郎、イ・ウンギョン、山口幸彦
製作:シグロ、キングレコード、ZOA FILMS
制作プロダクション:シグロ
配給:KADOKAWA
(c)2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS
公式サイト:http://chono-nemuri.com/

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