終戦まで生き延びたユダヤ人の史実を描く 『ヒトラーを欺いた黄色い星』7月28日公開
ドイツ映画『ヒトラーを欺いた黄色い星』が7月28日に公開されることが決定した。
本作は、第二次世界大戦下、ナチスに虐殺されたはずのユダヤ人が、ベルリンに約7000人も潜伏し、約1500人が終戦まで生き延びたという史実を描いた物語。
1941年から1945年にかけて、虐殺されたヨーロッパのユダヤ人は約600万人。1943年6月19日、ナチスの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスは、ドイツの首都ベルリンからユダヤ人を一掃したと正式に宣言した。しかし、約7000人ものユダヤ人がベルリン各地に潜伏し、最終的に約1500人が戦争終結まで生き延びたのだ。ユダヤ人迫害の状況のもと、どのようにして身分を隠しながら住みかや食料を確保し、ゲシュタポの手入れや密告者の監視の目をすり抜けていったのか。生きる希望を捨てなかった若者たちの実話を、実際の生還者の証言を交えて映画化した。
公開決定にあわせ、ポスタービジュアルと場面写真も公開。劇中に登場する、それぞれの登場人物の姿が切り取られている。
■公開情報
『ヒトラーを欺いた黄色い星』
2018年7月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:クラウス・レーフレ
出演:マックス・マウフ、アリス・ドワイヤー、ルビー・O・フィー、アーロン・アルタラス
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
(c) 2016 LOOK! Filmproduktion / CINE PLUS Filmproduktion
(c)Peter Hartwig
公式サイト:hittler-kiiroihoshi.com