『パティ・ケイク$』監督オリジナルの劇中曲収めた特別映像公開 著名人コメントも
4月27日に公開される映画『パティ・ケイク$』の特別映像が公開された。
本作は、アメリカのニュージャージーを舞台に、主人公パティが貧困と差別で苦しむ中、応援してくれる仲間とともにラップ音楽に希望を見出し、家族愛を取り戻す姿と音楽で成功を収める模様を描いた青春ドラマ。オリジナル音楽も担当したジェレミー・ジャスパー監督が、自身の家族と暮らした経験をもとに作り上げた。
今回公開された映像は、パティの才能を信じる祖母ナナを演じるキャシー・モリアーティの声をサンプリングした、監督オリジナルの劇中曲「PBNJ」のPV。ダニエル・マクドナルド演じる主人公パティやシッダルタ・ダナンジェイ演じるジェリらの姿が、「PBNJ」の楽曲とともに映し出されている。
また、音楽業界、映画業界、テレビ業界の著名人から絶賛コメントも到着。辛酸なめ子やダイアモンド☆ユカイ、Awichらが、本作をいち早く鑑賞した感想をコメントしている。
著名人コメント一覧
LUNA(Hip Hop アーティスト)
男尊女卑を打ち砕くラップ女子が増えつつある日本でも色々な悩みを抱えながらもコンプレックスをプラスに変えラップで夢に向かっていくパティの「Dream Life」は、どんな人にも共感できる! 要チェック!
竹村武司(放送作家)『BAZOOKA!!!』『山田孝之の東京都北区赤羽』『山田孝之のカンヌ映画祭』など
紛れもない愛の映画! 会いたい。とか、そばにいて。とか陳腐なやりとりじゃなくて、出ていけ!とか、くたばれ!とか罵り合ってるくせに結局離れられない、みっともなくて、諦めが悪くて、けど最高に深い愛を叫ぶ映画。すくすく育ったヤツの言葉なんて届かない。悩んで、苦しんで、それでもかけがえのない人への敬意を忘れ なかったヤツの言葉は刺さる! もがいた分だけ奥深く!
MC松島(ラッパー/アーティスト)
バイトと宅録を頑張る姿はまるで僕らのようだ。銃撃戦は無いけど、創意工夫で逆境を乗り越えるれっきとしたヒップホップムービー! 『8 Mile』や『ストレイト・アウタ・コンプトン』より僕に響きました。働きながら夢を追う世界中の人に幸あれ!
ダイアモンド☆ユカイ(ロックシンガー・俳優)
歌を歌い出した時はいつだって…「何でアイツが、あんな奴は大したことないよ」なんて必ず周りから言われる。そうさ、確かに大した奴じゃないけど歌を歌ったら 誰にも負けない。ジャニス・ジョップリン曰く「わたしには足りないものだらけだから、だから歌うの!」そんなヘッポコでろくでなしな奴の歌が心に染みるんだよ。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
ラップバトルという形を借りれば何でも言いたい放題。ネットに書き込むとかより、後腐れなくてコミュニケーションとしても良い手段です。
湯川れい子(音楽評論・作詞)
パティ・ケイク$は可愛いおデブちゃん。尖りまくったラップが炸裂して小気味いい。そう、彼女はラップ世界のジャニス・ジョップリンだ。その愛が、優しさが、 胸に痛い。『シュガーマン 奇跡に愛された男』以来の、地味だけど人に伝えたくなる映画だ。恥ずかしながら、これだけ洋楽を聴いて来た私にも、初めてラップの魅力と存在の理由が解った。洋楽ファンは、ぜひ見て下さい。
Awich(アーティスト)
環境、境遇とか批判とか、いろんなことが行く手を阻むかもしれないけど、やっぱり一度本当に好きになったことは好きじゃなくなれない。好きなことやってるのが一番気持ちいし、かっこいい! あとパティがやってるように、毎日どんな状況でも鏡に映る自分を讃えるのは、絶対マスト! あれをやってると絶対いつかいいことが起こるよ(ハート)
DJ EDO(GEEK)
5月病が到来する直前の4月27日に公開! 数々の問題に押しつぶされそうになりながらも突き進むパティから、やる気スイッチを入れてもらおう。なんにせよ楽しむことが重要なんだ。
SEI-ONE(GEEK)
パティとジェリのコンビネーションがクソ良くて、何よりパティのラップがクソやばかった! 和訳もクソやばくて、クソかっこよかった! クソ元気もらいました。
■公開情報
『パティ・ケイク$』
4月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・オリジナル音楽:ジェレミー・ジャスパー
出演:ダニエル・マクドナルド、ブリジット・エヴァレット、シッダルタ・ダナンジェイ、ママドゥ・アティエ、サー・ンガウジャ、MCライト、キャシー・モリアーティ
提供:フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
配給・宣伝:カルチャヴィル×GEM Partners
原題:Patti Cake$/2017年/アメリカ/109分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/PG12
(c)2017 Twentieth Century Fox
公式サイト:www.patticakes.jp