「最高のララ・クロフトの物語を作るということに集中した」 『トゥームレイダー』監督が語る

 現在公開中の映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のメガホンを取った、ロアー・ウートッグ監督の映画作りについてのコメントが公開された。

 アンジェリーナ・ジョリーが主演を務めた『トゥームレイダー』のリブート版として、アリシア・ヴィキャンデルを主演に迎え製作された本作は、トレジャー・ハンター“ララ・クロフト”が、資産家で冒険家の父親が遺した、世界を滅ぼす“幻の秘宝”を封印するため奮闘する模様を描いたアクション映画。

 原作ゲームのファンだっというたウートッグ監督は、主人公のララ・クロフトについて「格好良くて強いヒロインで、賢く頭脳明晰で機転が利くところが好きだった。彼女のそれらの魅力を本作で描こうとしたんだ」と語り、「これまでのイメージにはあまり焦点を置かず、可能な限り新しく最高のララ・クロフトの物語を作るということに集中した」と、ジョリーのララ・クロフトではなく自身のゲーム体験を基に新たなララ・クロフトを描こうとしたと語る。

 また、監督は本作で描かれるララ・クロフトの強さだけでなく脆さを兼ね備えている部分を気に入っていると明かし、「転んで、傷つき、痣だらけになるが、それでも彼女はまた立ち上がる。でも“不屈のスーパーヒーロー”といった存在ではないんだ。実際の世界にいる、リアルな女の子なんだ。それこそがアリシアがこの役に新たに吹き込んだイメージなのだと思う。すべてにおいてリアルさを感じられるので、素晴らしいと思うよ」と、新生ララ・クロフトを演じるヴィキャンデルを絶賛した。

■公開情報
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』
全国公開中
出演:アリシア・ヴィキャンデル、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー
監督:ロアー・ウートッグ
配給:ワーナー・ブラザース映画 
(c)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
公式サイト:tombraider-movie.jp

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