ユースケ・サンタマリア、勝地涼、小池徹平らが”おいしい男”に 『食べる女』追加キャスト発表

 小泉今日子主演映画『食べる女』の男性キャストが発表された。

 本作は、2007年に発売された筒井ともみ著『食べる女』と『続・食べる女』(新潮社文庫)を実写化したもの。筒井自身が脚本化し、年齢、職業、価値観さまざまな8人の女性たちの日常を通して、“食”と“性”の本来のあり方を描く。ドラマ『ビューティフルライフ』(TBS系)、映画『余命』の生野慈朗が監督を務める。主人公・敦子を小泉が演じるほか、これまで、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香の女性キャストが発表されていた。

『食べる女』相関図

 “料理”と“セックス”をテーマに、恋や仕事に悩みながらも本来の自分を取り戻そうとする女性たちを描く本作。自分の人生を充実させて“おいしい女”になろうとする“食べる女”たちの前に現れる、個性豊かな男たちを演じるキャストとして、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人の出演が発表された。

 ユースケ演じるタナベはちょっと頼りないサラリーマン。料理をこよなく愛する敦子には家には夜な夜な迷える女たちが集まるが、30歳を超え、自分のマンションを買い、つまらない男などよせつけまいと仕事をバリバリとこなす編集者の圭子(沢尻エリカ)はその1人。タナベはそんな彼女と出会う人物で、教習所の食堂でひょんなことから顔見知りになる。
特別な関係になどなるはずもない彼らをつないだのは、本作のテーマの一つでもある“料理”。抜群の腕前を持つタナベを演じるために、ユースケはクランクイン前から料理学校に通うなどして、腕を磨くなど精力的に役作りに挑んだという。撮影では、太刀魚のムニエルといったフレンチから鯒のお造りといった日本料理まで幅広く挑戦しており、劇中では華麗な腕前を垣間見ることができる。

 そのほか、池内は妻・豆乃・リサ・マチルダ(シャーロット・ケイト・フォックス)との関係に見切りをつけようとするIT会社重役の豆乃修治、勝地は恋に悩む小学校教師の白石、
小池はアパレルメーカー社員の友太、笠原は古着ショップ店員の本津あかり(広瀬アリス)と道端でばったり会う矢々田、間宮は白石から恋心を抱かれる“BARロマ”の手伝いシノザキ、遠藤は白石が勤める小学校の父兄・哲太、RYOは2児の母で耳のパーツモデルをする米坂ツヤコ(壇蜜)の元旦那・米坂トキヲ、PANTAは敦子が店主を務める古書店“モチの家”のお客さん、眞木は茄子田珠美(山田優)の元旦那で“BARロマ”のオーナー・淳にそれぞれ扮する。

■公開情報
『食べる女』
9月末公開予定
企画&原作・脚本:筒井ともみ
プロデューサー:宮田昌広、柳迫成彦、片岡公生、小林勝絵
音楽:富貴晴美
監督:生野慈朗
撮影:柳島克己
出演:小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人
配給:東映

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