『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』Japan Expoにてワールドプレミア開催へ

 7月15日に公開される映画『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』が、フランス・パリで行われる“Japan Expo”にてワールドプレミアを開催することが発表された。

ピカチュー、トマ・シルデ氏(Japan Expo創始者)

 本作は、今年の4月1日にテレビアニメの初回放送から20年目を迎えた『ポケットモンスター』の劇場版アニメにして20作目。20年前に放送されたアニメ初回のラストで、サトシとピカチュウが伝説のポケモン・ホウオウを目にし、「いつか一緒に、あいつに会いに行こうぜ!」と誓った約束の続きを描く。

 ワールドプレミアが開催される“Japan Expo”とは、2000年からフランス・パリやマルセイユ、アメリカ・サンマテオなどで開催されている、漫画、アニメ、ゲーム、音楽などの日本文化をテーマにした総合博覧会。昨年の来場者は23万人を超え、世界最大規模の日本ポップカルチャーイベントとして、2009年にはヨーロッパで日本文化を普及させた功績を称えられ、日本の外務省から外務大臣賞を贈られた。

 今年で18年目を迎える“Japan Expo”は、7月6日から9日に開催される。本作のワールドプレミアは、6日に行われるオープニングナイトで、4000人収容のYUZUステージにて、この日のためだけに用意された仏語字幕版で上映。Japan Expoでの新作長編映画の上映イベントは、本作のみである。なお、劇場版1作目から携わっている湯山邦彦監督と、主人公・サトシ役の松本梨香も渡仏して、上映後のトークイベントに参加する予定だ。

トマ・シルデ氏(CEO)コメント

ポケモン映画20周年記念作品のワールドプレミアを、Japan Expoで開催してくれることを光栄に思います。
しかも20作目となる本作は、サシャ(フランスでの主人公名。日本では「サトシ」)とピカチュウの出会いから始まる物語ということで、Japan Expoのお客さまにもきっと喜んでもらえると思います。

湯山邦彦(監督)コメント

20年間の積み重ねを凝縮した、懐かしくて新しい……、そんなポケモン愛がつまった映画を目指した本作ですが、フランスのファンの前でワールドプレミアを開催できるということで、大変うれしく思っています。
またとない機会ですので、フランスの皆さん、一緒に楽しみましょう!

松本梨香(サトシ役)コメント

ワールドプレミア、素敵すぎる(^_^)
20年走り続けさせてくれたポケモン。
そのご褒美なんじゃないかって、聞いた時にうれしく思いました。
フランスのみんなと「めざせポケモンマスター」を一緒に歌えるのを楽しみにしています。

ピカチュー、トマ・シルデ氏(Japan Expo創始者)トマ・シルデ氏(Japan Expo創始者)

■公開情報
『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』
7月15日(土)全国ロードショー
出演:本郷奏多、佐藤栞里、山寺宏一、中川翔子、古田新太、松本梨香、大谷育江、林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ、石塚運昇
原案:田尻智
監督:湯山邦彦
エグゼクティブプロデューサー:岡本順哉、宮原俊雄
プロデューサー:下平聡士、松山進、知久敦、片上秀長
脚本:米村正二
アニメーションプロデューサー:加藤浩幸
キャラクターデザイン:一石小百合、松原徳弘
総作画監督:一石小百合
音響監督:三間雅文
音楽:宮崎慎二
製作:ピカチュウプロジェクト
配給:東宝
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