“命のやりとり”に直面した人間の葛藤描く カテル・キレヴェレ『あさがくるまえに』公開へ

 『スザンヌ』のカテル・キレヴェレ監督最新作『あさがくるまえに』が9月16日に公開されることが決定した。

 本作は、2003年に出版されたメイリス・ド・ケランガルのベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマ。友人たちとル・アーヴルにサーフィンに出かけた帰りに自動車事故を起こし脳死状態になったシモンや、心臓疾患を抱えパリで臓器提供を待つクレアら、心臓移植という“命のやりとり”に直面した家族、恋人たち、医者たちの心の揺れや葛藤を描く。

 キャストには、『ダゲレオタイプの女』のタハール・ラヒム、『毛皮のヴィーナス』のエマニュエル・セニエ、『Mommy/マミー』のアンヌ・ドルヴァルらが名を連ねている。

 

 

 

 

 

■公開情報
『あさがくるまえに』
9月16日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督:カテル・キレヴェレ
脚本:カテル・キレヴェレ、ジル・トーラン
原作:メイリス・ド・ケランガル
撮影監督:トマ・アラリ
出演:タハール・ラヒム、エマニュエル・セニエ、アンヌ・ドルヴァル、ドミニク・ブラン、ギャバン・ヴァルデ
配給:リアリーライクフィルムズ、コピアポア・フィルム
2016年/フランス=ベルギー/カラー/104分/スコープ・サイズ/DCP/日本語字幕:寺尾次郎
(c)Les Films Pelleas, Les Films du Belier, Films Distribution / ReallyLikeFilms

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