『偽装の夫婦』脚本家・遊川和彦が監督デビュー 阿部寛と天海祐希が初の夫婦役を務める
テレビドラマ『偽装の夫婦』『家政婦のミタ』で知られる脚本家・遊川和彦が初監督を務める『恋妻家宮本』の製作が発表された。
『恋妻家宮本』は、重松清の「ファミレス」(日本経済新聞出版社刊)を原作に、現代の夫婦や家族の在り方を独自の視点で贈るヒューマンドラマ。浮気もせず教師としてまじめに働く宮本陽平は、ある日、妻・美代子が書いた離婚届を発見する。結婚生活25年を経て、突然熟年離婚の危機に面した陽平が、人生に悩み葛藤しながらも、家族の在り方を再認識して、妻と新たな一歩を踏み出していく模様を描く。
主人公の中学校教師・宮本陽平を演じるのは、現在放送中のテレビドラマ「下町ロケット」(TBS)で主演を務める阿部寛。遊川が脚本を担当している「偽装の夫婦」(日本テレビ)で主人公を演じる天海祐希が妻・美代子役を演じ、阿部と天海が夫婦役で初めてタッグを組む。
『恋妻家宮本』は、2016年1月にクランクイン予定で、2017年に全国東宝系にて公開予定。
阿部寛(宮本陽平役)コメント
遊川さんと天海さんが今まで何本も面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変嬉しく思っています。天海さんに色々助けていただきながら、遊川監督のもと素晴らしい作品を目指したいと思います。この作品の話をいただいた時、遊川さんとお話させていただき監督の並々ならぬ作品への情熱を感じました。その情熱で重松清さんの世界を遊川流にどう演出なさるのか今から楽しみです。
天海祐希(宮本美代子役)コメント
連続ドラマでは何本もご一緒させて頂いている遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる! どんな役でも良いから、ぜひ参加させて頂きたいと思っていました。これがまた、大好きな重松清さんの作品で、更に、素敵な阿部寛さんとご一緒させて頂けるなんて! トリプルで幸せでございます! 長く共に歩んで来た夫婦の、悩みや不安や、お互いを思う気持ち、形に遊川監督の元、阿部さんと力を合わせて取り組んで行かれたらと思います。実は、脚本を読んで泣くわ、笑うわ、大変でした。この想いを、多くの皆様に届けられる様に、頑張りたいと思っています。
■公開情報
『恋妻家宮本』
2017年、全国東宝系にてロードショー
監督・脚本:遊川和彦
原作:『ファミレス』重松清(日本経済新聞出版社刊)
出演者:阿部寛、天海祐希 他
配給:東宝
(c)2017「恋妻家宮本」製作委員会