ゴジラ対キングコング、再び実現なるか? 海外メディアで話題に
近い将来、ゴジラとキングコングの対決をスクーンで観ることができるかもしれない−−「deadline.com」をはじめ、海外メディアが報じている。(参考:King Kong On Move To Warner Bros, Presaging Godzilla Monster Matchup)
同メディアによると、レンジェンダリー・ピクチャーズのトーマス・タルは、現在製作中の映画『KONG: Skull Island(原題)』の配給を、ユニバーサル・ピクチャーズからワーナー・ブラザースに移すことを認めた。レジェンダリーは2013年、ワーナーとの提携を終え、ユニバーサルと新たな関係を結んだが、キングコングの起源を描くスピンオフ作品『KONG: Skull Island(2017年全米公開予定)』に関しては、例外的にワーナーの配給となるようだ。
それは、レンジェダリーが権利を持つ「ゴジラ」映画と将来的に融合を図るためではないかというのが、業界の見方である。『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の世界的な成功を受けて、現在レジェンダリーはワーナーとともに続編の製作に着手。前作同様監督を務めることになるギャレス・エドワーズは、現在『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画『ローグ・ワン』の撮影に入ったばかりだが、その仕事が終わり次第、2018年の公開を目指して『GODZILLA ゴジラ』の続編の製作に入ることになっている。この作品には、ラドン、モスラ、キングギドラなどが登場すると噂されているが、そこにキングコングも加わることになるのだろうか。
ちなみに、過去にキングコングとゴジラが対決した映画としては、東宝が製作・配給した映画『キングコング対ゴジラ』(1962年)がある。
(文=編集部)