浅田次郎「蒼穹の昴」シリーズ完結編『群青の夢』第一巻が発売 第二巻は2027年2月刊行予定

浅田次郎『群青の夢』第1巻発売 完結編始動

 浅田次郎による「蒼穹の昴」シリーズの完結編、第七部『群青の夢』第1巻が講談社より発売された。

 「蒼穹の昴」シリーズは、清朝末期の中国から日本までを舞台にした大河ロマン。第一部『蒼穹の昴』から30年の節目を迎える本年、完結編となる第七部の第1巻が刊行された。シリーズの発行部数は累計620万部を突破している。2010年には日中共同制作でNHKにて連続ドラマ化され、2022年には宝塚歌劇団でミュージカルが上演された。

 西太后、李鴻章、張作霖、馬占山、張学良、溥儀など実在の人物を織り込みながら描かれる本シリーズ。完結編『群青の夢』の舞台は、1945年夏。戦争が泥沼化するなか、日本と「満洲帝国」を歴史の荒波が襲う。極貧の身から北京へ上り、宦官として西太后に仕えた春児(チュンル)、幼馴染みで国家の未来に身を投じた官僚・梁文秀(リァンウェンシウ)、昭和天皇から張作霖爆殺事件の真相調査を命じられた軍人・志津といった人物たちが再登場し、「最後の務め」を果たす。中華を治める者が得る天命の具体「龍玉(ロンユイ)」の行方という、シリーズ最大の謎も明かされるという。

 『群青の夢』第2巻は2027年2月刊行予定。その後2027年夏までに、第3巻・第4巻を順次刊行予定となっている。

 あわせて、シリーズ完結を記念し、文庫版『蒼穹の昴』全4巻に期間限定のスペシャルイラスト帯が登場する。イラストは風海による特別描き下ろしで、梁文秀・春児・西太后・光緒帝を描いたデザインとなっている。11月中旬以降の出荷を予定している。

■浅田次郎コメント

『群青の夢』はこれから4巻まで続きます。その間に、ぜひ第一部『蒼穹の昴』から、シリーズを再読してください。愛読者は頷いてくださると思うんですが、1回目に読む時よりも、2回目に読んだ時の方が面白い。人生を重ねると、感動の質も変わってきます。ぜひ、もう一度楽しんでください。

■書誌情報
『群青の夢 第一巻』
著者:浅田次郎
発売日:11月4日
出版社:講談社

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