台湾観光庁公認の現代台湾ガイド『台湾「麗しの島」へようこそ』刊行 李世暉が50の論点で解説

国立政治大学国際事務学院教授で日台問題の専門家である李世暉による書き下ろし『台湾「麗しの島」へようこそ』(飛鳥新社)が発売された。
本書は、台湾観光庁が商業出版物に対してはじめて公認を与えた現代台湾ガイド。歴史、民族、暮らし、社会、文化、グルメ、ファッション、AI、半導体、日台新時代まで、50の論点で基礎から応用まで解説する。「旅行本」と「教養書」の二刀流として、観光での活用に加え、国際情勢やAI・半導体産業を理解するためのビジネスパーソンの教養書としても想定されている。
構成は全10章。第1章「世界のなかの台湾」では、与那国島で台湾のラジオ放送が聞こえる理由や、台湾を欲しがった400年前のオランダ人・日本人の背景などを扱う。第2章「台湾の『普通』はどこが違う? 政治と社会の仕組み」では、台湾をめぐる4つの名称に隠された政治的スタンスや歴史的背景、多文化共生のヒントを解説する。
第3章「日常生活と国民性」ではTSMCと台湾人のライフスタイルを結びつけ、第4章「世界を魅了する台湾グルメ」では夜市や素食(ベジタリアン食)、台湾スイーツの魅力を紹介。第5章では半導体技術の集中する理由や、台湾繁体字独自の美しさを取り上げる。
第6章「若者が熱狂するポップカルチャー」では、台湾音楽の多言語ミックスや、日本のアニメ・マンガが世代を超えた“共通言語”として定着した背景を論じる。第7章では台湾の学校生活、第8章では九份や平渓、台北龍山寺、高雄蓮池潭、澎湖のダブルハートなどの絶景・パワースポットを紹介。第9章では旅行の実用情報、第10章「未来の台湾 日台の未来」では、日台若者議会のテーマや半導体・ハイテク分野での日台協業、20年後の日台関係の展望まで踏み込む。
著者の李世暉は京都大学経済学研究科博士。慶應義塾大学SFC研究所上席所員、同大学院政策・メディア研究科特任教授、同志社大学経済学部客員教授などを歴任。専門は経済安全保障、日本科学技術・産業政策、台日関係で、著書に『半導体最強 台湾 大国に屈しない「チェーンパワー」の秘密』(日経BP)などがある。
■書誌情報
『台湾「麗しの島」へようこそ』
著者:李世暉
価格:1,500円(税込)
発売日:2026年9月30日
出版社:飛鳥新社























