【ONE PIECE考察】ルフィのたった一文字のセリフが意味するものは? ウソップの覚醒も気になる最新話動向
※本稿は『ONE PIECE』最新話までのネタバレを含みます。連載を未読の方はご注意ください。
「週刊少年ジャンプ」掲載の『ONE PIECE』最新第1193話では、エルバフに降り立った神の騎士団やイムを退けるため、麦わらの一味のクルーたちがそれぞれに奮闘する様子が描かれた。
いまだにイムに対抗する手段は見出されていないが、戦況を変えてくれそうな要素が次々と描かれているのも事実。 今回はワンピース研究家の神木健児氏に、反撃の準備が着々と進む最新話の注目ポイントについて、話を聞いた。
「最新話は多くの謎が一気に進み出した感じでしたけど、個人的に一番気になったのは、ビブロが受け継ぐ『手紙』と『道具』ですね。道具が入っていると思われる箱は巨大で、道具の正体は悪魔の実とかではなさそうでした。ファンの間では、『太鼓』が入っているのではとも言われています。今は一時的に難を凌いでいるルフィの心臓の音が、元に戻りかけていて、戻ったら大ピンチに陥ります。致命傷も負っているので、戻った瞬間に命を落としてしまう可能性も。そこでルフィがニカになる際のリズムを『太鼓』で叩くことで、ルフィのギア5を復活させるのでは、という説です。ルフィ自身も『心臓の音が戻る、戻ったらマズイ』というような発言をしているので、可能性は十分ありそうですよね。個人的には、3000年以上前に建てられたとされる、エルバフの謎の科学施設を作動させる道具だったらワクワクするなと思っています。
そのうえで、その施設内にイムを撤退させるような“何か”があるとか。ちょうど、エッグヘッドで五老星をマリージョアへ追い返した、『ジョイボーイの覇気を込めた縄』のような感じですね。手紙の内容は、ジョイボーイからのメッセージ、もしくはニカからのメッセージか。どちらにしても、この手紙と道具で、空白の100年の新事実がまた明かされそうな気がします。それと同時に、現在止める術がないイムを、エルバフから追い出す切り札になることにも期待です」
回想にて過酷な過去が明かされた軍子ことシュリ姫。氷が溶けついに目を覚ました彼女だが、やはり気になるのは“良いシュリ姫”か“悪いシュリ姫”かだが……。
「目を覚ましたシュリ姫ですが、ここでは優しかった頃の彼女に戻っていると思います。ブルックと感動の再会を果たすのでしょうが、問題はやっぱりイムの存在ですよね。イムは軍子とも契約をしているでしょうし、簡単に命を握っている気がしてなりません。軍子として神の騎士団にいた頃は、イムとともに長くの時間を過ごしていたと思うので、イムの新情報を一味に教える存在になる可能性もあります。しかし、麦わらの一味にとって有用であればあるほど、イムに消される可能性は高くなりますよね。ブルックが音楽の力なんかで契約から救ってくれるのに期待したいですが、どうしてもシュリ姫の命は危ないと感じてしまいます……」
一方、ハイルディンとともにルフィのもとにやって来たウソップだが、フランキーはそんなウソップについて気になる言葉を口にしていた。
「シュリ姫がまだ気を失っているとき、フランキーはウソップが『策がある』と言っていたと発言していました。ウソップはドレスローザ編から見聞色の覇気が覚醒している描写があり、エルバフ編でも見聞色を使用しているような描写が描かれています。しかし、この見聞色の覚醒は無意識で自覚すらしていないと思われるので、ウソップの“策”は違ったベクトルの何かでしょう。私としては、ウソップは衝撃貝(インパクトダイヤル)を持っているので、それでイムの魔気(オーメン)すらも吸収し使ってしまったら面白いことになるのではと思っています。イム曰く魔気は『軍事力』とのことで、それを使役できるようになれば、イムにも本当の意味でダメージを与えられそうですよね。違う方法だったとしても、ウソップなら正攻法ではない斜め上のやり方で、状況を打破してくれるのではとワクワクします」
ギア5から通常の状態に戻りかけているルフィは、命の危機に瀕している。
「イムに刺されてからずっと危機的状況が続いているルフィですが、いよいよギア5が解除されたらヤバそうですよね。本人も戻るのはマズイと口にしています。ただ、気になるのはルフィが慌てるシーンの最後にあった、『ん?』というセリフ。テンション感から察するに、悪くない予想外の事態が起こったようでした。先ほどビブロの道具の際に話した、太鼓の音が本当に聞こえたのか。もしかしたら、体内からニカの声が聞こえたのか。これまでの流れとは違い、ギア5のニカ状態が解けなかったと考えるのが、やはり妥当なように思います。最新話ではゾロやサンジが進化の前段階を見せていましたが、今のままでは今後が難しいのはルフィも同じ。この『ん?』というセリフが、ルフィのさらなる進化の兆しになることを願わずにはいられません」
反撃の狼煙を上げるのは誰か、世界政府に立ち向かう麦わらの一味から目が離せない。























