竜騎士07も「本格派ストロングタイプ」と激賞 推理バトル漫画『シャーロック+アカデミー』第1巻刊行

 文藝春秋のコミックレーベルBUNCOMI FANTASYより、コミックス『シャーロック+アカデミー』第1巻(原作:紙城境介、漫画:飴茶屋、キャラクター原案:しらび)が6月16日に発売された。

 原作は2023年に刊行された紙城境介の同名ライトノベル。『このライトノベルがすごい!2024』で総合新作部門10位にランクインし、ライトノベルと本格ミステリを融合させた作品として評価を得た。2026年2月より文藝春秋のコミックサイトBUNCOMIにてコミカライズの連載が始まり、SNSでも話題を集め同サイト内のPVランキングで1位(3月25日集計分)を獲得している。

 物語の舞台は、急増する凶悪犯罪に対抗するため「探偵」が職業として重要になった世界。日本の探偵養成学校「真理峰探偵学園」に入学した不実崎未咲が、〈探偵王女〉の二つ名を持つ詩亜・E・ヘーゼルダインと出会い、互いの魂を懸けて「真実」を競い合う姿が描かれる。不実崎未咲は〈犯罪王〉と呼ばれた大犯罪者・不実崎未全の孫であり、詩亜・E・ヘーゼルダインは〈探偵王〉スティーヴン・“ホームズ”・ヘーゼルダインの養女でもある。

 コミックスの発売に際し、『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』などで知られる竜騎士07が推薦コメントを寄せた。竜騎士07は自身も『うみねこのなく頃に』で推理バトルを扱った経験から、「とんでもないカロリーのいるジャンル」であるとした上で、本作を「久しぶりに見た本格派ストロングタイプの推理モノ」と評している。

 原作の紙城境介は、2014年に『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』で第1回集英社ライトノベル新人賞優秀賞を受賞しデビュー。『継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない』が第3回カクヨムWeb小説コンテストラブコメ部門大賞を受賞し、人気シリーズとなった。他の著作に『Tier1姉妹』シリーズ(角川スニーカー文庫)、『僕が答える君の謎解き』(星海社FICTIONS)などがある。漫画を担当する飴茶屋の過去作には『リベンジコール』『危険ないたずら』『死ねない少女と1万年』などがある。

■竜騎士07コメント

推理と推理がぶつかり合う探偵バトル! 悠然と推理バトルを鑑賞するもよし。読者の君が乱入するもよし! セリフとコマを見逃すな! 推理は可能だ。何なら、君がよりエレガントな解を披露したっていい! 挑め!

私も『うみねこのなく頃に』という作品で推理バトルを扱ったからこそ、とんでもないカロリーのいるジャンルであることは身に染みてわかっています。だからこそ、どれほど勇敢にこの題材に挑まれたかがよくわかります!

キャラクター描写も丁寧ですし、推理材料としての背景や資料などもとても丁寧で、久しぶりに見た本格派ストロングタイプの推理モノだと感じました。

■書誌情報
『シャーロック+アカデミー』第1巻
原作:紙城境介
漫画:飴茶屋
キャラクター原案:しらび
価格:紙版 836円(税込)/電子版 790円(税込)
発売日:6月16日
出版社:文藝春秋

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