青山美智子『リカバリー・カバヒコ』文庫版が特典しおり付きで登場 BUNKITSU TOKYOでコラボイベントも開催

 2024年の本屋大賞にノミネートされた青山美智子の小説『リカバリー・カバヒコ』の文庫版が、5月12日に光文社より発売された。

 本作は、新築分譲マンション「アドヴァンス・ヒル」近くの日の出公園に設置されたカバのアニマルライド“リカバリー・カバヒコ”をめぐる連作短編集。自分の体の治したい箇所と同じ部分を触ると、そこが回復するという言い伝えのもと、住人たちがそれぞれの悩みをカバヒコに打ち明けていく物語が描かれる。

 文庫版には、Amazon Audible版でナレーションを担当した声優・大原さやかによる解説が収録される。あわせて、巻末特典として「カバヒコ誕生秘話」も掲載される。

 また、初回配本分には著者・青山美智子のメッセージ入りしおりが付属。本の帯には購入者限定の壁紙ダウンロード用QRコードも掲載される。さらに、カバーを外すと表紙にイラストレーター・合田里美による鉛筆画のカバヒコが描かれており、表紙をめくった扉にもカバヒコが登場するという仕掛けも施されている。通常この扉部分には光文社文庫のキャラクター「カッパ先生」が描かれているが、今回は特別にカバヒコへ場所を譲っているという。

 文庫版発売を記念し、ニュウマン高輪内の滞在型書店 BUNKITSU TOKYOにて、コラボイベント「カバヒコ公園(パーク)」「リカバリーカフェ」が5月14日から6月30日まで開催される。「カバヒコ公園」では作品世界を体験できる空間が用意され、メッセージを残せる「リカバリー・ボード」が設置される。「リカバリーカフェ」では、BUNKITSU TOKYO内の Cafe ensemble(有料)の利用者に作品キャラクターイラスト入りコースターが配布されるほか、青山宛のメッセージを投函できる郵便ポストも設置される。

 会期中には、青山によるサイン会(6月5日)と、大原さやかをスペシャルゲストに迎えたトークイベント(6月30日)も実施される。トークイベントはオンライン配信でも参加可能となっている。

著者プロフィール
青山美智子(あおやま・みちこ)
1970年生まれ。愛知県出身、横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系出版社で記者として勤務の後、出版社で雑誌編集者をしながら執筆活動に入る。2017年『木曜日にはココアを』で小説家デビュー。同作は第1回未来屋小説大賞入賞、第1回宮崎本大賞受賞。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』の5作が5年連続で本屋大賞にノミネートされる。また、『お探し物は図書室まで』は、米「TIME」誌が発表する「2023年の必読書100冊」に唯一の日本人作家の著作として選出された。他に『鎌倉うずまき案内所』『月曜日の抹茶カフェ』『チョコレート・ピース』など、著作多数。

■書誌情報
『リカバリー・カバヒコ』
著者:青山美智子
価格:880円(税込)
発売日:2026年5月12日
出版社:光文社

■関連情報
『青山美智子サイン会』
参加条件:BUNKITSU TOKYOにて対象書籍1冊以上の購入者限定
定員:40名(先着順)
日時:2026年6月5日(金)17時30分~19時30分
チケット発売開始:2026年5月18日(月)12時
場所:BUNKITSU TOKYO 港区高輪2-21-1 ニュウマン高輪South5F
詳細:https://bt-event-kabahiko1.peatix.com

『青山美智子トークイベント』
スペシャルゲスト:大原さやか(声優)/聞き手:BUNKITSU TOKYO書店員・成生隆倫
日時:2026年6月30日(火)18時45分~19時45分
場所:BUNKITSU TOKYO 港区高輪2-21-1 ニュウマン高輪South5F
参加条件:BUNKITSU TOKYOにて対象書籍1冊以上ご購入者様限定
チケット発売開始:2026年5月18日(月)12時
定員:40名(先着順)
詳細:https://bt-talkevent-kabahiko2.peatix.com

トークイベントは、オンライン配信でも参加可能
チケット発売開始:2026年5月18日(月)12時
チケット販売URL:https://bt-talkevent-kabahiko2.peatix.com/

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