『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』……数々の劇伴を手掛けた作曲家・澤野弘之のエッセイ『錯覚の音』発売決定
澤野弘之『錯覚の音』(扶桑社)が2026年2月3日に発売される。
ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』、アニメ『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』『七つの大罪』、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』などーー。数々の人気作の劇半を手掛けてきた作曲家・澤野弘之。『錯覚の音』は数々の名場面を震わせた音楽はどこから生まれたのか、澤野の創作活動の舞台裏に迫った1冊だ。
幼少期のピアノレッスンから、作曲にのめり込んだ高校時代、鳴かず飛ばずの下積み、そしてブレイクのきっかけとなった『医龍』から世界的ヒットとなる『進撃の巨人』まで……。手掛けてきた数々の作品はもちろん、自身の思考や性格など、今年作曲家活動20周年を迎えた作曲家・澤野が初めて自らの言葉で語り尽くすエッセイとなっている。
本書の刊行に合わせて澤野は以下のようにコメントしている。
「僕は本をよく読むというタイプではありません。
そんな人間が書籍を出して良いものかと思いましたが……(笑)
作曲家活動20周年というタイミングで、自分の過去や内面・思考とじっくり向き合えるのも
貴重な機会だと捉え、トライしてみようと思いました。
幼少期からプロになるまでの第一章〜二章およびコラムに関しては自ら執筆し、プロになってからの第三章以降はライターの北野さんの力を借りて、インタビューを文章化していくという、二部構成になっています。
文章にすることで、自分の偏った考え方などが明け透けに見えてしまうかもしれませんが、それらも含めて色々な観点・角度から、人間、音楽家としての自分を正直に伝えることが、この書籍を出す上で一番重要だと思いました。
出版社からこんなにしっかりした形で書籍を出してもらうことなんて、きっとこの先当分はないと思うので……(笑)
この機会に興味を持っていただけたら幸いです」
■書誌情報
『錯覚の音』
著者:澤野弘之
価格:1,870円(税込)
発売日:2026年2月3日
出版社:扶桑社