成瀬シリーズ最新刊『成瀬は都(みやこ)を駆け抜ける』発売前に重版決定

 宮島未奈『成瀬は都を駆け抜ける』(新潮社/2025年12月1日刊)の発売に先駆け、重版されることが発表した。

 2024年本屋大賞、坪田譲治文学賞など数々の賞を受賞した宮島未奈作『成瀬は天下を取りにいく』。そんなベストセラーシリーズの最新刊にして完結作が『成瀬は都を駆け抜ける』だ。

 『成瀬は都を駆け抜ける』の物語の舞台は京都。滋賀県立膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬と、新たに出会う個性豊かな仲間たち、そして『成瀬は天下を取りにいく』からおなじみの登場人物らが、千年の都で躍動する物語が描かれる。

 そんな本作が発売日の12月1日(月)を目前にして大重版が決定。『成瀬は天下を取りにいく』、続編『成瀬は信じた道をいく』、そして完結編の『成瀬は都を駆け抜ける』のシリーズ累計発行部数は180万部を突破した。

 『成瀬は都を駆け抜ける』の試し読みとして第1話「やすらぎハムエッグ」一編が新潮社公式サイトにて全編公開中。小説新潮2024年5月号に掲載されたものから加筆修正が施されている。

 成瀬あかりシリーズ公式X(@naruseakari_off)ではハッシュタグキャンペーンが実施。抽選で10名にけん玉成瀬のアクリルスタンドがプレゼントされる。

■書誌情報
『成瀬は都を駆け抜ける』
著者:宮島未奈
価格:1,870円(税込)
発売日:2025年12月1日
出版社:新潮社

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