【漫画】親友が髪をピンク色にしたら、なぜ世界が崩壊? 不穏で浮遊感のある百合漫画から目が離せない
美大生のメグミはある日、親友・ヒロムに急に髪色をピンクに染めたことに驚く。ただ、そんなメグミをよそにマイペースなヒロムはどこ吹く風。しかし、その翌日にメグミはそれ以上の驚きを経験することになる。目を覚まして窓を開けるとビルが崩壊し、世界は一変していた。何が何だかわからないメグミのもとにヒロムから電話がかかってくる――。
9月中旬にXで公開された創作漫画『親友が髪をピンク色にしたら世界が崩壊した百合』は、「創造」と「破壊」が交錯する不穏かつ浮遊感のある、どこか文学的な作品だ。小学館が主催する「第132回 月刊flowersコミックオーディション」で期待賞を受賞した意欲作であり、ジャンルレスな魅力で読者の心をとらえている。
同作を手掛けたのは、現在は主に「コミティア」をはじめとした同人誌即売会に向けて漫画制作を行なっているというわにのかたみさん(@mm0kt0)。不可思議で目が離せない本作の誕生秘話など、話を聞いた。(望月悠木)