『下剋上球児』菊地高弘がプロデュース 弱小からドラフトの常連に「徳島インディゴソックス」に迫る注目本

 プロ野球独立リーグに所属する野球チーム・徳島インディゴソックスのチームとしての歩みが綴られたノンフィクション本「崖っぷちリーガー 徳島インディゴソックス、はぐれ者たちの再起」(カンゼン)が10月21日に発売された。

 徳島インディゴソックスは、プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属する徳島県の野球チーム。四国の独立リーグながら11 年連続でプロ野球ドラフト指名選手を輩出してきたことから野球ファンから注目を集めている。本書は、予算なし・グラウンドなしから始まり、選手が逮捕されるなど、崖っぷちに立たされた弱小チームがなぜこれほどまでに成り上がることができたのかーーこれまでのチームの歩みが綴られている。

本書の編集・プロデュースを手がけたのは菊地高弘。俳優・鈴木亮平が主演を務めた連続ドラマ『下剋上球児』(TBS 系)の原案(『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』)の著者だ。

著者: 高田博史
1969 年生まれ。徳島県出身。スポーツライターの故・永谷脩に薫陶を受けた後、四国を舞台にプロ野球独立リーグ、高校野球などを取材。専門誌、スポーツ紙、Web 媒体などに原稿を寄稿している。四国アイランドリーグ plus には 2005 年の創設時より密着し、ドラフト指名の瞬間を多く見続けてきた。『日本独立リーグ Watch』(週刊ベースボール)での連載は 2024 年に 19 年目を迎える。『現場取材がすべて』がモットー。

編集・プロデュース: 菊地高弘
1982 年生まれ、東京都出身。雑誌『野球太郎』編集部員を経てライターとして独立。「菊地選手」名義で編集・執筆した『野球部あるある』(全 3 巻・集英社)は 13 万部のヒット作になった。2019 年に上梓した『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)は TBS 系日曜劇場の原案としてドラマ化された。近著に『野球ヲタ、投手コーチになる。元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命』(KADOKAWA)がある。

書籍情報

タイトル:「崖っぷちリーガー
徳島インディゴソックス、はぐれ者たちの再起」
著者:高田博史、
編集・プロデュース:菊地高弘(『下剋上球児』著者)
判型:四六判
頁数:320 ページ
発売日:2024 年10 月21 日発売
価格:1800 円+税

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