鈴木のりたけの新作絵本『テントーむし』 夏の計画にぴったりな“キャンプの楽しさ”を描く絵本とは?

 絵本作家・鈴木のりたけが描く新作『テントーむし』が、6月19日に株式会社白泉社より発売された。この絵本は、子どもと一緒にキャンプの楽しさを存分に味わえる内容となっており、キャンプ初心者のファミリーにもピッタリだ。

 『テントーむし』では、テント張りや薪割り、火おこし、焚き火での料理など、キャンプの醍醐味がたっぷり詰まっている絵本。家族と海辺でキャンプをしたり、友だちと森の中で過ごしたりする子どもたちが、自然の中で生き生きとした時間を過ごす様子が鮮やかに描かれている。初めての火おこしに手こずったり、巨大なあぶり肉に挑戦したり、夜中の焚き火を囲んでおしゃべりしたりと、ワクワクするようなキャンプ体験が描かれている。

 本書には多くのパパたちから応援コメントが寄せられている。「テントで子どもと過ごす時間は、一生の宝物。夏休みはキャンプに行くぞ〜」といった声や、「キャンプの夜の幸せな気持ちが、絵本で味わえるとは!」と感動を共有するコメントが多数。憧れの家族キャンプの第一歩を踏み出すきっかけになるとの声もあり、パパたちの期待が高まっている。

 作者の鈴木のりたけは、静岡県出身の絵本作家で、グラフィックデザイナーを経て絵本作家として数々の受賞歴を誇る。監修を務める寒川一は、アウトドアライフアドバイザーとして40年以上の経験を持ち、焚き火カフェやアウトドア教室を開催するなど、多岐にわたる活動を展開している。子どもと一緒にキャンプの楽しさを存分に味わえる本書を、夏休みの計画に活用してみてはいかがだろうか。

書籍情報
『テントーむし』
■著者名:鈴木のりたけ
■監修:寒川一
■ISBNコード:9784592763451
■シリーズ名:MOEのえほん
■定価:1650円(本体1500円+税10%)
■発売日:2024.6.19

著者情報
鈴木のりたけ(すずき のりたけ)
1975年、静岡県出身。絵本作家。
グラフィックデザイナーを経て、絵本作家となる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で、第17回日本絵本賞読者賞を受賞。2年半にわたり、現地取材を重ねて描いた『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で、第62回小学館児童出版文化賞受賞。第2回やなせたかし文化賞受賞。『大ピンチずかん』(小学館)で、第6回未来屋えほん大賞、第15回 MOE絵本屋さん大賞2022 第1位など、絵本賞8冠を達成。作品に 「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)、『す〜べりだい』『ぶららんこ』(PHP研究所)、『おしりをしりたい』『カ どこいった?』(小学館)他多数。千葉県在住。2男1女の父。

寒川一(さんがわ はじめ)
1963年香川県出身。アウトドアライフアドバイザー。
40年以上にわたってアウトドアライフに親しんできた経験をベースに、様々なメディアで活動。三浦半島を拠点とした焚き火カフェや、子どもを対象としたアウトドア教室なども開催。フェールラーベン、レンメルコーヒーのアンバサダーを務め、スカンジナビアを中心とした国外のアウトドアカルチャーにも詳しい。作品に『アウトドアテクニック図鑑』(池田書店)、『焚き火の作法』(Gakken)、『「サボる」防災で、生きる』(主婦と生活者)、監修を務めた本に『新時代の防災術』(Gakken)、『これからのキャンプの教科書』(池田書店)などがある。神奈川県在住。1男1女の父。

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