【重版情報】坂口恭平が実践!夢を現実にするたった一つの技術、《事務》を学ぶ漫画が話題沸騰

 2024年5月16日に発売された坂口恭平(原作)・道草晴子(漫画)による『生きのびるための事務』(マガジンハウス)が、大きな話題を呼び、重版が決定した。

 『生きのびるための事務』は、夢を実現するための重要な技術である「事務」について、原作者で、作家・建築家・画家・音楽家・「いのっちの電話」相談員として多方面で活躍する坂口恭平が実践した方法を、漫画家の道草晴子がコミカライズした作品。芸術家やクリエイターなど、どんなに才能があっても、「事務」を怠ることなく実践することが重要であることを、わかりやすく漫画で表現している。

“自分に自信がない”
“やりたいことが続かない”
“悩んで行動に移せない”
足らないことは《事務》でした。

 本書では、坂口が若い頃に出会った優秀な事務員・ジムとの対話を通じて、事務作業の秘訣を学ぶことができる。自分に自信がない、やりたいことが続かない、悩んで行動に移せない――そんな悩みは、「事務」が足りないことに原因があるかもしれない。

 坂口恭平は「事務のことを考えることは、本当にやりたいことを実現するための方法である」と、道草晴子は、「夢を形にしたいたくさんの人々のお守りのような本になればいいな」とコメントしている。『生きのびるための事務』を読んで、技術としての事務を身につけてみてはいかがだろう。

■著者プロフィール
坂口恭平
肩書:作家・画家・音楽家
略歴:1978年、熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業。作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行なう。
2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。著作は『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(太田出版)、『独立国家のつくりかた』『苦しい時は電話して』(講談社)、『モバイルハウス 三万円で家をつくる』『TOKYO一坪遺産』(集英社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版)、『継続するコツ』『幸福人フー』(祥伝社)、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出書房新社)、『躁鬱大学』(新潮社)、『発光』『よみぐすり』(東京書籍)、『自分の薬をつくる』『お金の学校』『中学生のためのテストの段取り講座』(晶文社)、『土になる』(文藝春秋)『まとまらない人』(リトルモア)など。
小説家として『幻年時代』(幻冬舎)、『徘徊タクシー』(新潮社)、『けものになること』(河出書房新社)を発表。ほか画集や音楽集、料理書など、多数の著作がある。
自ら躁鬱(そううつ)病であることを公言。2012年から死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービス「いのっちの電話」を自身の携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
2023年2月には熊本市現代美術館にて個展「坂口恭平日記」を開催。

道草晴子
肩書:漫画家
略歴:13歳でちばてつや賞ヤング部門優秀新人賞を受賞するが、14歳で精神科病院に入院。「トーチweb」で連載した山あり谷ありな半生を綴った漫画『みちくさ日記』(リイド社)を2015年、「小説新潮」で連載した『よりみち日記』(新潮社)を2020年に刊行。その後『よりみち日記2』を「考える人」で連載した。2023年に『みちくさ日記』『よりみち日記』『よりみち日記2』を収録した『完本 みちくさ日記』(リイド社)を刊行。 漫画や、絵やグッズなどの制作を行い、ギャラリーで絵の個展も精力的に開催している。

■書誌情報
書名  :生きのびるための事務
著者  :坂口恭平(原作)、道草晴子(漫画)
発売日 :2024年5月16日
価格  :1,760円(税込)
仕様  :四六・224ページ
ISBN:978-4-8387-3270-8
発行  :株式会社マガジンハウス
URL :https://magazineworld.jp/books/paper/3270/

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