2024年春の新作アニメ『怪獣8号』から『WIND BREAKER』まで、人気作の続編以外にも“覇権候補”多数！　

 『鬼滅の刃 柱稽古編』や『響け！　ユーフォニアム3』など、人気シリーズの続編が多数放送される2024年春アニメ。しかし注目を集めている作品は、話題の続編以外にもあるよう。今回は2024年春から新しくはじまるアニメの中で、放送前から話題を集めている3作品を紹介しよう。

『怪獣8号』は国内外から大注目！

　アニメ『怪獣8号』の舞台は、日常的に怪獣が人々を脅かす世界。怪獣を討伐する「日本防衛隊」へ入る夢を諦め怪獣専門清掃業者として働いていた男性・日比野カフカが主人公だ。防衛隊を目指す青年・レノと出会ったことで、再び夢を追い始めたカフカ。しかしその矢先にカフカは、謎の小型怪獣によって強大な力を持つ“怪獣に変身”してしまう。

　主人公は32歳とおじさんながら、王道の熱血バトル漫画感が好評な同作。原作は国外からも人気を集めており、フランスではコミックス刊行時にパリのフランス国立図書館の窓を最上階から13階分ジャックするというプロモーションがおこなわれたほど。アニメ公式サイトも日本語版だけでなく、英語版が用意されている。

　アニメーション制作に『攻殻機動隊』シリーズで知られるProduction I.G、怪獣デザイン＆ワークスには『エヴァンゲリオン』シリーズのスタジオカラーと制作陣も万全。ネット上でも、「I.Gとスタジオカラーっていうガチすぎるチョイスがいいね」「スタジオカラーの怪獣デザイン、絶対にクオリティヤバいだろ」と注目が集まっていた。

新たな時代のヤンキー漫画『WIND BREAKER』がアニメ化！

　にいさとるによる人気ヤンキー漫画が原作のアニメ『WIND BREAKER』。現在は「週刊少年マガジン」公式アプリ「マガジンポケット」で連載されており、新たな時代のヤンキー漫画として人気上昇中だ。

　髪色・目の色が左右で違う容姿が原因で孤独だった不良少年・桜遥と、桜が転校してきた超不良校・風鈴高校の仲間たちの活躍を描いた同作。超不良校だった風鈴高校だが、現在は“防風鈴（ボウフウリン）”と名付けられ街を守る自警団のような存在になっていた。

　ネット上では「絵も綺麗だし、なによりキャラクターが全員カッコいい！！」「強くてまっすぐで心優しいヤンキーたちの活躍が読んでてスカッとする」といった声が多いよう。アニメ放送前から同作のポスターが街の至る所に貼られる“渋谷ジャック”企画が実施されるなど人気を博している。