2023.10.30 18:37

「感覚過敏」による悩みを特集　発達障害の子どもへの保育に取り組む雑誌『PriPriパレット』に注目

文＝リアルサウンドブック編集部

　業界初、「発達障害の子」への保育に取り組む雑誌『PriPriパレット』。 2023年12月・2024年1月号では、「感覚過敏」や「子どものイライラ」など、発達障害の子が感じるつらさや気持ちに寄り添うための支援の方法、理解を深めるための特集をラインナップ。園運営において大切な、非常勤保育者との連携を深めるチームづくり、加配を活用した”ワンオペ保育”の状況改善に向けた取り組みなど、”支える人”をサポートする記事も充実している。

【写真】子どもの「感覚過敏」や「イライラ」にどう向き合う？

　「感覚過敏」とは、なんだろう？　「感覚過敏」は、個人によって感じ方が異なるため他人からの理解が難しく、時に「わがまま」ととらえられてしまうことも。音や物の見え方、食事などの場面で困っている子たちは、何を苦痛に感じ、どのような支援をすれば過ごしやすくなるのか？　医師による解説と園による実例で、サポートするための方法を具体的に伝える。

　イライラするのは悪いこと？　なぜこの子は「イライラ」「怒り」を抱えているの？　子どもの感情の発達のひとつのあらわれでもある「怒り」の行動には、どんな思いが潜んでいるのか、どう受け止めるのがよいのか。発達段階における知識や、子どもの気持ちの受け止め方などを紹介する。

　園全体で取り組む、STOP!! “ワンオペ保育”。一人の保育者にクラス運営の負担がかかりすぎないように、制度の活用方法や補助金について、こども家庭庁に話を聞いた。支援が必要な子を受け入れたときに、どんな制度を活用すればいいのか？　そのための補助金やICT活用、保育体制をサポートする制度について詳しく伝える。実際の園での取り組みについても紹介している。