見取り図・リリー「もう電子漫画じゃないと受け付けない」 『電子コミック大賞2024』投票開始を発表

 お笑いグループ・見取り図の盛山晋太郎とリリーが10月4日、都内で行われた「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」の投票開始発表会に参加した。

 『電子コミック大賞』は書籍配信サイト・コミックシーモアによる、読者投票で電子コミックのネクストブレイク作品を決める企画だ。昨年は250万投票を記録し、本年は「男性部門」「女性部門」「異世界部門」「ラノベ部門」「BL部門」「TL部門」の6部門で110作品がエントリー。見取り図は本企画の公式アンバサダーを務めており、ウェブCMにも出演している。

 見取り図はエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社・取締役の炭田真也氏の挨拶に続いて登場。軽妙なトークで会場に笑いを提供する。「移動中も漫画を読む」「ほのぼのした作品が好き」と語る盛山に対し、「ヤンキー漫画を読むとノスタルジーを感じる」と話すリリーが対象的だった。

 電子コミックのよさといえば、かさばらないこと。もともとは両者ともに紙派だったそうだが、今は揃って電子派なのだという。盛山は「絵のタッチや背景まで見たいのでズームして楽しむ」と独特な楽しみ方を明かした。リリーに至っては「もう電子漫画じゃないと受け付けない」のだという。

 また昨年250万人の投票があったことを受け、投票数の記録に応じての公約も発表した。内容は100万票で「非公式マスコットキャラ考案」、200万票で「キャラのイラストをプレゼント」、300万票と「大賞受賞作品をガチ宣伝」。オリジナルキャラについては、絵本作家としてデビューしたばかりのリリーがデザインを考えるそうだ。前年超えの300万を目指す彼らは、宣伝方法については盛山が「できること全部やります。バニラカーのような宣伝車も自分たちで運転する」と熱弁。

  イベント最後にはサプライズで大喜利コーナーも。ふたりは驚きつつもノリノリで応じていた。出題は「ふたりで漫画を描くとした時のペンネーム」、「相方がネクストブレイクするとしたら、どんな分野で?」、「本コミック大賞の新しい部門」の3問だけだったが、お笑いライブさながらの集中力で現場が熱くなった。


 発表会後に行われた囲み取材にも見取り図は出席。今後ブレイクさせたいこと、ハマっていることを問われると、サッカーチーム「もりちゃんずユナイテッド」で監督を務める盛山が「PKだけの大会もあるので、フリーキックの大会をやってみたい」と真面目に回答した。さらにリリーの「今年からゴルフを初めて、先日も千葉まで女の子とふたりで……」というボケに「一丁上がりやん!」とすかさずボールを蹴りこむなど、ツッコミが冴えわたる。

 最後に「最初は登録がめんどくさいと思われがちですが、すっと入れるので電子コミックが当たり前の時代になってもいいのかな。登録して新進気鋭の作家さんを見つけていただけたら」と盛山がメッセージ。これまでも多くのアニメ原作や注目作を生み出してきた賞だけに、どんな結果になるのかが楽しみだ。

みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024

投票期間     : 2023年10月4日(水)~11月30日(木)
投票サイト    : https://www.cmoa.jp/comic_prize/
部門       : 男性部門、女性部門、異世界部門、ラノベ部門、BL部門、TL部門
エントリー作品数 : 110作品
投票方法     : 特設サイトの投票ボタンをクリック
          ※会員登録なしでも投票可能
          ※1部門1回まで(合計6部門)投票可能
電子コミック大賞とは : https://www.cmoa.jp/special/?page_id=201001_denkomitoha

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