【推しの子】横槍メンゴ氏のXで“あだ名大喜利”展開中? 気さくな人柄でファンと交流する人気漫画家のSNSに注目
アニメ化で大ブレイク中の人気作『【推しの子】』の作画を担当する漫画家·横槍メンゴ氏の公式X(旧Twitter)上で、“あだ名大喜利”が盛り上がっている。
横槍氏は『クズの本懐』などのヒット作でも知られる人気作家。近年では『【推しの子】』の印象的なビジュアルを作り上げ、赤坂アカ原作による刺激的なストーリーを最適な形で漫画に落とし込んでおり、その手腕をいかんなく発揮している。
気さくな人柄も人気の要因で、Xでは作品関連の情報発信のほか、『呪術廻戦』をはじめとする好きな漫画の話題、『あつまれ どうぶつの森』のプレイ状況など多彩な話題でファンを楽しませてきた。
そんな横槍氏が9月19日、「声優さんてあだ名があって羨ましいな…」とポスト。本人が募集したわけではないが、ファンが思い思いのあだ名を投稿し、盛り上がっているのだ。
「よこやりめんご」を呼びやすくまとめた「よりめん(先生)」、親しみが込められた「メンちゃん」「メンゴりん」などのニックネームらしいものから、『【推しの子】』の人気キャラクター「MEMちょ」をもじった「MENちょ」「メゴちょ」まで、さまざまなアイデアが寄せられている。なかには、「横槍→串刺し→おでん→おでんちゃん」「横槍メンゴ先生→SorrySideSpear先生→SSS先生→激レアティーチャー」とひねりの効いたものもあり、本人の反応も気になるところだ。
一昔前であれば、漫画家は本人がメディアに出ることも多いとは言えず、基本的に謎に包まれた存在だった。しかし、SNSが普及したいま、多くの漫画家がファンとの交流を重ねている。
例えば、体調不良のなかファンアートつきの応援メッセージが集まり、丁寧にリアクションしている『キン肉マン』のゆでたまご·嶋田隆司氏。『ろくでなしBLUES』や『ROOKIES』などのヒット作で知られる森田まさのり氏は、過去作の誤字や作画ミスにセルフツッコミを入れる「なかったことにしたい。」シリーズでファンを笑わせ、『テニスの王子様』シリーズの許斐剛氏はこの8月、結婚式を控えたファンに対して、正装した人気キャラクター·跡部景吾のイラストをプレゼントする“神対応”が話題になった。
作品は作品だけで評価すべし、という考え方もあるが、どんな作家がどんな思いでその作品と向き合っているかがわかると、楽しみも広がるもの。漫画好きの人は、人気作家のSNSを覗いてみてはいかがだろう。