『テニスの王子様』シリーズ人気の秘密は作者・許斐剛氏の人柄にあり? SNSで“神対応”続く

 『テニスの王子様』作者で、現在は「ジャンプスクエア」(集英社)で『新テニスの王子様』を連載中の許斐剛氏が、SNS上の“神対応”で話題だ。

 8月28日、許斐氏はX(旧Twitter)で、10月4日発売予定の『新テニスの王子様』40巻の表紙カラーについてのアンケートをポスト。「皆さんの好きを少しでも知り単行本作りに活かせたらと思いますので、好きな表紙カラーを投票して戴けたら嬉しいです」として、緑・紫・青紫・青の4カラーを提案した。

 言わずと知れた人気作家でありながらファンに寄り添おうとする姿勢に、「アンケートは、許斐先生とテニプリファンで単行本に関われる嬉しさがたまりません」「いつも楽しい企画ありがとうございます!!」と、感謝のコメントが相次いだ。許斐氏は「表紙レイアウトカラー皆さんの好みと作者の許斐(?)が合うかドキドキです」と、絵文字つきのお茶目なコメントも添えており、いつものように作品外でもファンを楽しませている。

 この8月には、もう一つファンへの大きなサプライズがあった。結婚式を控え、「大好きな跡部様にもご参列して戴きたかったのですが、大切な試合中ですので怪我だけはしないようにと遠くから応援しています!」とつぶやいたファンに対して、許斐氏は「あ~ん? 参列するぜ」という“らしい”セリフを添えて、人気キャラクター・跡部景吾が正装した姿のイラストを投稿。いつもの自信に満ちた不敵な表情に、胸元には氷帝学園のイメージにピッタリの青い薔薇のコサージュ……と、結婚を控えていなくてもファンなら否応なく感動してしまう内容だ。

 漫画、アニメ(映画)、ミュージカルと、マルチメディアで多くのファンを獲得し、愛されている『テニスの王子様』シリーズ。その人気は、刺激的でユニークな試合や個性的なキャラクターたちだけでなく、ファンを作品世界に巻き込みながら神対応を続ける、許斐氏の人柄によるところも大きいのかもしれない。

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