生い立ちから「BiSH」解散に至るまでの壮絶な半生を語った、セントチヒロ・チッチの初エッセイが話題

 6月29日、東京ドームに集まった約5万人のファンを前に解散をしたBiSH。フロントマンでもあったメンバーのセントチヒロ・チッチが約8年間の活動を経て、初めてその胸中を語った一冊『いままでも これからも』(KADOKAWA)が発売された。

 東京都八王子市に生まれ、家族の影響を受けてテレビマンになる夢を経てアイドルグループに加入。BiSHオーディションに合格してからの、華やかで、孤独で、押しつぶされそうなプレッシャーの中で活動を続けてきたセントチヒロ・チッチの半生が、一切脚色することなく彼女らしいありのままの言葉で、赤裸々に綴られている。一人の女性が東京ドームの舞台に立つまで、どのように成長し今に至ったのかが、つぶさに知れる内容だ。

 メンバーの才能を知り、自分の能力を知る実力主義の世界で誕生した「セントチヒロ・チッチ」。表現者として生きる上で必要なこと、その苦しみや葛藤、時には逃げ出したい気持ちも吐露し、メンバーやスタッフに救われ、BiSHに夢を懸けた彼女の半生から「生きるとは何か」といった学ぶべきものが多い一冊となっている。

 BiSHであった4月の時期、彼女のBiSH時代のルーツである下北沢で撮影を敢行。快晴のなか、思い出の場所を巡りながら撮影したグラビアを巻頭ページと巻末に掲載。衣装を変えながら、活発で元気なチッチをロケで、内面と向き合う静かなチッチを屋内で撮影。フォトグラファーは、数多くの女優、アイドルを撮影している桑島智輝だ。

書籍概要

書名:いままでも これからも
著者:セントチヒロ・チッチ
定価:1,760円(本体1,600円+税)
判型:四六判
ページ数:216P
ISBN:978-4-04-606418-9
発売日:2023年7月12日(水)
発行:株式会社KADOKAWA

関連記事