2023年夏「ドラマ・アニメ・映画」注目度ランキングを発表 マンガ好き&読書好き2,363名が選出

 凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」において、【2023年夏注目のおすすめメディア化作品】の特集ページを7月7日(金)より公開した。ブックライブの会員2,363名から寄せられた<2023年夏のメディア化作品注目度>アンケートの結果を、ユーザーコメントともに発表した。

  1位は『わたしの幸せな結婚』 小説・コミック・実写映画で人気の作品が待望のTVアニメ化。「2023年夏(7月~9月)に放送・公開になるメディア化作品の中から、あなたが注目している作品を教えてください(最大3つまで回答可)」というアンケート調査で、1位に選ばれたのは『わたしの幸せな結婚』となった。

 原作は「小説家になろう」発の人気小説で、シリーズ累計発行部数は700万部(※コミック・電子書籍を含む)を突破。今年3月にSnow Manの目黒蓮さんや今田美桜さんなど豪華俳優陣による実写映画化が注目を集め、7月にはTVアニメの放送が開始されるとあり、話題を呼び続けている。

 明治・大正期に似た和風世界を舞台とした、心を閉ざしたエリート軍人と家族に虐げられて育った少女の政略結婚から始まる異色のファンタジー×ラブストーリー。異能の家系に生まれながらその能力を受け継がなかった娘・斎森美世(さいもり みよ)は、親にも愛されず、誰にも必要とされず、冷酷無慈悲と噂される軍人・久堂清霞(くどう きよか)のもとへ嫁ぐ事となる。生活する内に噂とは違う清霞の優しさに気付くようになり、次第にぎこちないながらも、お互い惹かれ合い心を通わせていく物語。

 ユーザーアンケートでは、「原作ファンです。推しの石川界人さんがヒーロー役で、ピッタリなキャスティングで嬉しいです。キャラクターデザインも、原作の良さにアニメのカラーが加わって美しいです!」や「タイトルからは想像できない主人公の過酷な生い立ち。旦那様との幸せな生活がどう描かれるのか興味がある。」と、声優陣の演技やアニメの映像美に期待する声が集まったほか、2人が心を通わせていく様子がどう描かれるのか気になるなどのコメントも多数寄せられた。2023年7月5日より放送開始予定。

  2位は菅田将暉さん主演のドラマで注目、映画化が話題の『ミステリと言う勿れ』がランクイン。「月刊フラワーズ」(小学館)にて2016年より連載開始。現在コミックス12巻まで刊行中、累計発行部数1800万部を超える、田村由美による大人気コミック『ミステリと言う勿れ』が2位にランクインした。

 2022年1月にフジテレビ月9枠で菅田将暉さん主演でドラマ化され大きな注目を集め、今年9月には原作の人気エピソードである通称“広島編”が映画化されるとあり話題を呼んでいる。主人公の天然パーマがトレードマークの頭脳明晰な大学生・久能整(くのう ととのう)は、いつも知らず知らずの内に事件に巻き込まれる。彼が一見何の関係もない出来事から話題を広げて語り出すうちに、いつの間にか事件の謎も解き明かされる新感覚ミステリーが評判を呼び続けている本作。

 ユーザーアンケートでは「主人公のなんとも言えない独特な雰囲気と、事件解決までの流れが相反していて良い。菅田将暉君のアフロ、貴重ですね!」や「原作が面白いのはもちろんだが、ドラマも演出、役者さん、音楽もすごく良かったから、期待大です。」など、原作のストーリーが面白いので期待、ドラマが面白かったので続編の映画も楽しみといった声が上がった。2023年9月15日より全国公開予定。 

 3位は『呪術廻戦』 TVアニメ第2期「懐玉・玉折」「渋谷事変」がついに放送開始。2018年「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載開始、現在コミックス23巻まで刊行中の、芥見下々による大人気コミック『呪術廻戦』が3位にランクイン。

 現代を舞台に、人を襲う化け物である呪霊に対抗しうる力を求めて、自らも特級呪物たる両面宿儺(りょうめんすくな)と同化することを選んだ主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)が、内なる敵とも戦いながら呪術師を目指していくダークファンタジー。

 2020年10月から2021年3月までTVアニメ第1期が放送、同年12月から第1期の前日譚にあたる物語の『劇場版 呪術廻戦 0』が映画化され、国内のみならず全世界で反響を呼んだ。今年7月6日から放送される第2期は、第1期同様連続2クールで、作中屈指の人気キャラクターである五条悟(ごじょう さとる)と夏油傑(げとう すぐる)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれる事が決定しており、注目を集めている。

 ユーザーからは「高専編、渋谷事変と、かなり大きく話が動く時がついにアニメ化!正直ツラい、ツラ過ぎます!けれどここを通らないと呪術廻戦は楽しめない!」や「綺麗な映像での戦闘シーンはとても迫力があったので、展開は知っていても先生達はどんな動きをするんだろう、とワクワクします。」など、原作のマンガを読んだ上で第2期の物語が好きでアニメ化を待っていた、第1期も映画も映像が綺麗だったので、展開を知っていてもアニメで観られるのが楽しみといった期待のコメントが多数寄せられた。

■2023年夏(7~9月)注目のおすすめメディア化作品 特集ページ
https://booklive.jp/feature/index/id/media

【調査概要】
・調査タイトル:夏の映像化作品 注目度アンケート
※ブックライブで配信中の原作のある作品を対象としています。
・調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答。
・有効回答数:2,363名
・調査時期:2023年6月9日(金)~6月11日(日)
※本調査を使用する際は、“総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ”とご記載ください。

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