ハーバード大学による史上最長の「幸福」研究をベースにした書籍『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』発売
2000人以上の人生を84年かけて調査した「ハーバード成人発達研究」をもとにした、人々の幸福の秘訣を解き明かす書籍『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』が、6月20日に辰巳出版の翻訳レーベル「&books」より販売された。
【写真】著者・Robert J. WaldingerとMarc Schulz, PhD
すでに30ヶ国以上で刊行が予定され、世界的に話題となっている本書。著者の1人であるロバート・ウォールディンガーのTEDトーク「何がよい人生をつくるのか」(What Makes a Good Life)は全世界で4400万回も視聴され、TEDの再生回数ランキングの歴代トップ10にもランクインしている。
本書のベースとなる史上最長の追跡調査では、幸福・健康・長寿における最大のカギを握っているのは「よい人間関係」だということを明らかにしている。研究を主導している著者2人が、専門家としての自身の豊富な臨床体験や他の最新研究の知見も合わせながら、幸せな人生を生きるためになぜ人間関係が重要なのかを説く。
先行して刊行されたアメリカやイギリスでは、各種メディアでの紹介も多くなされ、AmazonUSAのLongevity部門やFriendship部門で1位、The New York Timesでもベストセラーとして選ばれている。
■本書が伝えたいこと
・幸せな人生とは偶然の賜物ではない
・「よい人生」のための最高の投資先は「よい人間関係」である
・重要なのは人間関係の「質」。心の通う人間関係のなかで生きることが大切
・幸福な人生には、正常なコレステロール値より人間関係の満足度が必要だ
・自分は自分の人生の専門家ではないと知れば、新たな可能性を見つけられる
・ポジティブな人間関係は、人間のウェルビーイングに不可欠である
・人間関係が良好な人ほど、年齢に関係なく死亡リスクは低くなる
・孤独感は肥満の2倍健康に悪く、孤独感は一年あたりの死亡率を26%高める
・ソーシャル・フィットネスは、筋肉と同じで何もしなければ衰えていく
・苦難や老いのつらさから人を守るのは「守られている」という感覚
・幸福度は“注意”を「自分」から「他者」に向けた人の方が高くなる
・人には栄養、運動、そして人生の目標と同じように、仲間が必要だ
「幸せな人生とは、夢のような社会的成功をつかんだ先にあるわけではない。大金を手に入れれば向こうからやってくるものでもない。幸せな人生はあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。そして、幸せな人生は、今ここで、すぐに始められる」――本書より
■本書に寄せられた賛辞
「『幸せ』とは何かを知る旅へ、私たちをいざなう本。旅の途上で出会う数々の人生が、幸せの鍵は“人とのつながり”だと教えてくれる」----ジェイ・シェティ(『モンク思考』著者)
「史上最長の幸せ研究が、よい人生を送る方法を解明した。科学的裏付けに基づく本書は、世の中にあまたあふれる人生指南の書とは、一線を画している」----アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリッド』著者)
「幸せな人生に必要なのは、意外なくらいに身近な、ありふれたものだった。本書には、かつてない孤独な時代を生きる私たちにとって、本当にありがたいアドバイスがつまっている」----ローリー・サントス(イエール大学教授 心理学)
「よい人生とは何か、なんて誰にもわからない。でも、本書は私たちに一つ確かなことを教えてくれる。よい人生の礎には、よい人間関係あるということだ」----石川善樹(医学博士)
「心を閉ざしてしまいたくなるような先行き不安な世の中だけど、それでも人の幸せは、つながりから生まれる。そんなシンプルな真実を証明してくれる一冊」---- 石山アンジュ(社会活動家)
「本書は、ハーバード大学の長年の調査の結果明らかになった「幸せになるための秘訣」をわかりやすく提示してくれる。読み進めることで自分の人生を振り返り、整理させてくれる良書である。自分の人生の在り方に悩む中高年世代に是非お勧めしたい」----佐藤一磨(拓殖大学政経学部教授)
「幸せな人生は人間関係にあると科学的に証明された今、私たちはどう毎日を過ごすのか?お金のために働き、スマホで何時間も過ごす私たちに、大切なヒントを教えてくれる」----田口一成(ボーダレス・ジャパン代表取締役社長 )
「リモートワークも広がり、オンラインでつながることが増えてきた私たちはこれからどうやって良好な人間関係を築くのか。そのことをもっと考える必要性をひしひしと感じる本」----石倉秀明(キャスター取締役CRO)
「遅かれ早かれ、誰にでも死は訪れます。限りある人生で何が大切なのか、多くの人は死ぬ時に気づくでしょう。でも私は幸せを今感じています。なぜなら、この本を紹介してくれた素敵な友人がいることに気づけたから」----岡崎正信(オガール代表取締役)
「結論は冒頭にある。しかしそこで読むのをやめる人はいないだろう。様々な人生に一喜一憂しながら、線を引き、直接気持ちを書き込んだこの一冊を、僕は娘に残そうと思う。これはもはや僕のエンディングノートだ。」----藤本智士(有限会社りす代表 | 編集者)
「30代は人生を燃やし続ける覚悟で走り続けてきたけれど、ふと立ち止まって気づいた。もう充分だ。健やかな生活は、欲望に制限をかけてこそ始まる。だからグッド・ライフは簡単じゃない。」----徳谷柿次郎(Huuuu inc.代表取締役 | 編集者)
「速さと新しさを求められる現代で、自分の足元を見つめ続ける大切さを本書は教えてくれる。ひと時の成功でも、一時的な快楽でもなく、「人生」という長い旅路を楽しむ秘訣が書かれた本。」----中西拓郎(ドット道東 代表理事)
■海外メディアでの反響
・New York Journal of Books
今日、この本を手にとろう。知性とインスピレーションが詰まったこの一冊は、人間関係がなぜこんなにも大切なのかを思い出させてくれる。
・Daily Pilot
答えを一言でまとめてみよう。幸せで充実した人生を送るには(さあ、ドラムロールを!)……温かい人間関係が必要だ。これに対してほとんどの人が、「おいおい、そんなことずっと知ってたよ」と言いたくなるだろう。だが研究とはしばしば、私たちが本能的に知っていることを再確認するものではないか。
・Wall Street Journal
本書はハーバード成人発達研究に関する学術書ではない。著者2人は幸せになれる方法を読者にやさしく教えてくれる。
・Forbes
仕事のパフォーマンスを上げたい人必読。人間関係こそすべてのカギ。
・Taos News
恋人との熱い関係は私たちの健康と幸せを大いに高めてくれるが、効果があるのは恋愛関係だけではない。他者との温かく健全なつながりもまた、私たちを健康で幸せにしてくれる。
・Sunday Paper
「よい人生」の秘訣はとてもシンプルで、誰でも手の届くところにある。それは、よい人間関係だ。
■著者
Robert J. Waldinger / ロバート・ウォールディンガー
ハーバード大学医学大学院・精神医学教授。マサチューセッツ総合病院を拠点とするハーバード 成人発達研究の現責任者であり、ライフスパン研究財団の共同創立者でもある。ハーバード大学で学士号取得後、ハーバード大学医学大学院で医学博士号を取得。臨床精神科医・精神分析医としても活動しつつ、ハーバード大学精神医学科心理療法プログラムの責任者を務める。禅師でもあり、米国ニューイングランド地方はじめ世界中で瞑想を教えている。
Marc Schulz, PhD / マーク・シュルツ
ハーバード成人発達研究の副責任者であり、ブリンマー大学の心理学教授でもある。同大学の データサイエンスプログラムの責任者であり、 以前は同大学の心理学科の学科長を務め、臨床発達心理学博士課程の責任者でもあった。アマースト大学で学士号取得後、カリフォルニア 大学バークレー校で臨床心理学の博士号を取得。ハーバード大学医学大学院で博士研究員として健康心理学および臨床心理学の研鑽を積んだ後、現在は臨床心理士としても活動している。
■商品概要
タイトル:グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない
著者:ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ
訳者:児島修
翻訳監修:石川善樹
四六版/408ページ(オール1C)/定価1,870円(本体1,700円+税10%)ISBN 978-4-7778-3039-8
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