【レース漫画】超絶ドライビングテクニックをもつレーサーは誰? 佐藤琢磨が愛読する作品も登場

 アイルトン・セナやミハエル・シューマッハ、中嶋悟、鈴木亜久里、鈴鹿サーキットでのデッドヒートなどなど、地上波放送もあり日本人に最も馴染みの深いF1。2020年に佐藤琢磨が日本人として初めて優勝を飾ったことも記憶に新しいインディカー・シリーズ。オートバイロードレースの世界選手権シリーズであるMotoGPなど、数多くの大会があるモータースポーツ。

 日本では特に人気の高いF1は、今後ポルシェ、アウディの参戦が噂されており、さらなる人気へと拍車がかかりそうだ。F1の日本人レーサーといえば、アルファタウリの角田裕毅。現在前半の13戦を終えたところで入賞3回という成績を残しており、8月26日から始まるベルギーGPでの角田の活躍にも期待したいところ。

 そんなモータースポーツの主役といえば、やはりレーサーである。華麗なドライビングテクニックでファンを楽しませ、感動させてきたように、漫画の世界でも、本物のレーサーが憧れを抱くような人物たちが登場した。

風吹裕矢 『サーキットの狼』

池沢さとし『サーキットの狼』(ゴマブックス)


 自動車漫画の草分け的存在といわれる『サーキットの狼』。その主人公でプロレーサーとして実績を残したのが、風吹裕矢である。

 ロータス・ヨーロッパに乗り公道でレースをしていた風吹は、実業家・谷田部行雄のサポートを受けプロに転向。F3などで優勝を重ね、谷田部が立ち上げたF1チーム「チーム神風」に所属し、最高峰の舞台で優勝した。

 暴走族からプロレーサーに駆け上がり、F1で優勝する。そのサクセスストーリーは、読者に大きな夢を与えたといわれる。

 YouTubeの「funny com」チャンネルでは、サーキットの狼に登場した名車15選を解説しており、ロータス・ヨーロッパも紹介されている。

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