プロ絵師に10円・100円・1万円・10万円で似顔絵を依頼すると、どんな差が出る? 漫画家・慎本真先生が動画で挑戦

 10万円の依頼となると、撮影時間中に描き上げることはできず、後日、あらためて作業工程と完成品をお披露目することに。1万円のイラストのクオリティから、ハードルは上がっているが、慎本氏は「自信を持って出せる作品ができた」と胸を張る。

 作業工程としてはこれまでのイラストと違い、きちんと資料を当たり、エスくん本人がインスタグラムに投稿していた写真を参考に、よりリアリティのあるものに仕上がっている。その上で、「イラストを描くということは、本人をそのまま描くのではなく、より美化して、自分の作風で描くということ」と慎本氏。構図や彩色もまさにプロクオリティで、エスくんも「Twitterのアイコンにする」と感激していた。

 もちろん、あくまで慎本氏の個人的な感覚による価格設定ではあるが、プロのイラストレーターや漫画家に一枚絵を依頼するとして、ある程度の相場感がわかる内容になっているのではないか。プロを目指すクリエイターも、イラストの発注を検討している企業担当者も、あるいはプロの技術が知りたい人も、チェックしてみてはいかがだろうか。

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