矢部太郎『ぼくのお父さん』発売即重版決定 特別イラスト発表

 お笑い芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍し、初めて描いた漫画『大家さんと僕』がシリーズ累計120万部突破、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した矢部太郎。実の父である絵本作家・やべみつのり氏と、自身の幼少期のエピソードを描いた漫画『ぼくのお父さん』が6月17日、新潮社より刊行された。40ページ超の描きおろし、全編オールカラーの豪華版。

 SNS上では発売直後から、「笑えるのに癒されて涙が止まらなかった……」、「父の日のプレゼントにピッタリでした」、「お父さんが絵本作家だなんて知らなかった……」、「矢部さん2年間ずっと新作を待ってました!」など、待望の新作に歓喜の声が次々投稿され、話題に。発売から一週間を待たずに即重版決定となった。

 40年前の東京・東村山を舞台に、つくし採取、自転車の二人乗り、屋根から眺めた花火、普遍的でノスタルジックな心温まるストーリー。子どもを見守りながら、同じ目線で共に遊ぶ。常識にとらわれず、のびのびと子どもと向き合い、ときに親自身も成長していくエピソードはいまの子育て世代にこそ届けたい家族のすがただ。

 今回、発売即重版決定を受け、矢部太郎が特別イラストを発表した。

特別イラスト(c)矢部太郎/吉本興業)

■矢部太郎(やべ・たろう)プロフィール
1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

■書誌情報
『ぼくのお父さん』
著者:矢部太郎
価格: 1,265円(税込)
発売日:2021年6月17日

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